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日光市財政の状況についてお知らせします(1)

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栃木県日光市

市では健全な市政経営の確立を目指し、平成27年度に第3期日光市財政健全化計画(平成28年度~令和2年度)を策定し、進捗を管理するため4つの目標を定めました。
令和元年度の決算における当市の財政状況と4つの目標に対する進捗状況をお知らせします。

■令和元年度の決算
令和元年度の決算額は、歳入歳出ともに前年度に比べ大きく減少しました。
これは、本庁舎の建設がおおむね終了したことなどで建設事業費が35億9,000万円ほど減少するとともに、財源として借り入れた市債(※1)が32億5,000万円ほど減少したことなどによるものです。
一方で、これまでに借り入れた市債の償還に要する公債費(※2)が4億円ほど増加したことなどで一般財源が不足し、財政調整基金(※3)から6億7,000万円の取り崩しを行うとともに、新型コロナウイルス感染拡大による経済状況の変化を考慮し、減債基金(※4)から2億円の取り崩しを行いました。
これにより、歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支(繰越金)は7億4,000万円を確保しましたが、8億7,000万円の基金繰入額を下回る結果となりました。

▽普通会計の決算状況
(単位:億円)

■4つの目標に対する進捗状況

【目標1】
◇計画期間内の経常収支比率(※6)を93%未満
〔進捗状況…100.2%〕
令和元年度では100%を超え、経常的な経費を経常的収入で賄うことができない状況であり、財源不足は深刻です。

図:経常収支比率の推移

【目標2】
◇歳出総額の削減額6.8億円(令和元年度の削減目標1.4億円)
進捗状況…職員人件費の抑制や、経常的事業の廃止、市単独事業の縮減で令和元年度は、約1.9億円を削減しました。

【目標3】
◇市債残高の圧縮
〔進捗状況(1)(交付税措置の少ない通常債の借入抑制)〕
市債残高は平成30年度をピークに減少に転じました。後年度の普通交付税(※7)への算入率の高い市債を優先して活用しています。
※市債借入額に対する交付税算入率は72.3%

図:市債残高の推移

〔進捗状況(2)(臨時財政対策債(※8)の各年度1億円以上の借入留保)〕
一般財源の不足により地方交付税の代替措置である臨時財政対策債の借入留保はできませんでした。

※平成29、30年度は大規模な建設事業が多かったことから市債借入は大きく増加していますが、令和元年度は新たな借入が元金の返済額以内に収まったため、市債残高が減少しました。一方で、これまでに借り入れた大規模な建設事業に係る市債の元金償還が始まったことなどから元金償還額が増加傾向にあり、経常収支が悪化する一因になっています

【目標4】
◇財政調整基金繰入限度額の設定(各年度とも10億円未満)
〔進捗状況…令和元年度繰入額6.7億円〕
平成28年度以降は、普通交付税の合併による効果(合併算定替(※10))が段階的に縮小する影響などから、財政調整基金の取り崩しを4年連続で行っており、令和元年度は、さらに減債基金の取り崩しも行った状況です。

図:財政調整基金の残高と繰入の状況

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