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広報協力員による愛ひきゃく便

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滋賀県愛荘町

■春よ来い めだかの学校
めだかの学校は川の中ならず、蚊野のおうちの鉢の中にありました。お年寄りには馴染み深い、今もまだ家の物置に手あぶりの火鉢がいくつかあります。どおりでこの火鉢の中はメダカにとってもあったかいのです。今回は、蚊野の北村政治さん(82歳)宅のめだかの学校を訪ねました。

▽めだかの学校
北村さんは、30個ほどの大小の火鉢に20種以上のメダカを飼っています。そして「雌妥河(めだか)の学舎」と名付け、一匹一匹に愛情を注いで大切に育てています。
また、それぞれの鉢にはメダカの名前が貼ってあります。少し紹介しますと「紅玉」「あけぼの」「銀河」「楊貴妃」「みゆき」「紅パンダ」「スーパー光」に「ダイヤ光」「緑光」「リアゴールド」「三色透明鱗」「ブラック」「オウコクリン」「歌舞伎」「琥珀錦」「ブチ」「女雛(めびな)」「白めだか」などメダカの特徴を表した名前が付いています。
残念ながら、取材した日は雪の降る前の底冷えがきびしい日で、さすがに寒さに強いメダカもほとんど鉢底にもぐっていました。

▽北村政治さん
北村さんは、6年ほど前に近所の人からもらったメダカの可愛さに心癒されたのがきっかけとなり、「雌妥河(めだか)の学舎」を始めました。
北村さんは、趣味が幅広く、部屋にはこれまで集めた土鈴やこけしなどの郷土玩具が所狭しと飾られています。また、川柳を詠み、歌の欄に投句したり、新聞の発言欄にも声を投稿されたり、社会の動きを鋭い目で洞察されています。
さらに、グラウンドゴルフで獲得した賞状やトロフィー、カップも部屋に並び切れないほどで、今もなお現役で参加されています。
また、宅外には、いくつもの盆栽を育て、真夏の水やりにも精を出されています。北村さんの何をやっても中途半端に収まらない情熱的な精神と体力に敬服しました。

▽メダカの育て方
メダカの語源は「目が大きく、高い位置についている」という外見の特徴に由来します。
メダカは丈夫で育てやすく、1週間ぐらい餌(えさ)がなくても平気です。メダカの寿命は3~4年ですが、水が温(ぬる)み始めた4月中頃から9月末までが産卵期で、生まれて3か月ほどで2~3cmになり、産卵を始めます。その頃に鉢の中にメダカが卵を産み付けるためのスポンジなどを浮かべておきます。そして、卵が付いたら他のメダカに食べられないようにすぐに取り上げ、別の鉢か水槽に移します。そうすると7~10日ほどで卵から1mmくらいの稚魚が生まれます。寒さに強いメダカは氷の下でもじっとしてエサを食べずに春を待ちます。したがって、12月に入ったら餌はやらなくてもいいとのことです。また、鉢の底に赤玉土を入れておくと水が澄むそうです。
メダカはかつて「蚊絶(た)やし」ともいわれ、ボウフラなど水に繁殖するプランクトンや藻を食べます。

▽メダカゆずります
北村さんから川柳が届いているので紹介します。(本紙)
また、北村さんは、「メダカを希望される方にあげます」、「不要になった大火鉢があればいただきます」と話しておられました。

Mにゃん

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