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甲賀の文化財

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滋賀県甲賀市

■初公開!渋沢栄一・吉川又平(よしかわまたへい)記念写真
甲南ふれあいの館では、大河ドラマや新一万円札で、いま話題の渋沢栄一と、市ゆかりの実業家・吉川又平の記念写真を展示しています。
渋沢栄一(天保11年(1840)~昭和6年(1931))は、埼玉県深谷(ふかや)市血洗島(ちあらいじま)出身。藍玉(あいだま)の製造・販売や養蚕などを営む家に生まれ、家業を手伝いつつ、父やいとこから学問の手ほどきを受けました。幕末から明治初めの激動の時代を経て、官僚や実業家などとして活躍。数多の企業育成に関わり、社会公共事業や民間外交にも尽力しました。
吉川又平(明治7年(1874)~昭和40年(1965))は、甲南町葛木の鉄工業を営む家に生まれました。幼少時に中村正直の同人社に入り、京都府商業学校を経て鉄工業店に勤務。浅野総一郎がロシアから石油を輸入し始めたころ、事業に加えられ、製油業界に活躍の場を得ました。日露戦争中には満州(現在の中国東北部)へ進出し、吉川製油所の名は多くの人々に知られるようになりました。のちに実業学校を設立するなど、実業家として精力的に活動しました。
2人の写真の台紙には名前などとともに「大正十三年二月紀元節(きげんせつ)祝日」と墨書(すみが)きされており、これが1924年2月11日に撮影されたものであることがわかります。記録によると、この日の午後、渋沢は2つの会合に出席しており、写真はそのいずれかで撮られたものだと考えられます。
今のところ、この写真について、はっきりしたことが言えるのはここまでです。どこで、そしてどのような状況で撮影された写真なのか。渋沢と吉川はどのような関係だったのかなど、興味は尽きません。
皆さんも謎解きに挑戦してみませんか?最大の手がかりは1枚の写真。甲南ふれあいの館で、ぜひ実物をご覧ください。

◎甲南ふれあいの館(入館無料)
住所:甲賀市甲南町葛木925番地
開館時間:10時から17時まで
休館日:月・火曜日、12月26日から1月3日まで

問合せ:歴史文化財課普及活用係
【電話】69-2252
【FAX】69-2293

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