令和2年7月豪雨に伴い開設した避難所について、仮設住宅の建設が完了したことから、球磨中学校体育館、旧熊本県立多良木高等学校避難所、宇城市小川仮設団地避難所と福祉避難所を10月31日に閉鎖しました。
村が開設した避難所は、一番多い時で5カ所418人が避難所に身を寄せました。
閉鎖日当日、旧熊本県立多良木高等学校避難所では、約30人が仮設住宅や自宅へ向かう準備をする様子がありました。蔵谷勝(くらたにまさる)さんは家族4人で同高校に避難していました。蔵谷さんは「新型コロナウイス感染予防や夏の食中毒など心配することは多かったですが、支援者の皆さんのおかげで今日まで過ごすことができました。本当に感謝しています」とお礼を述べました。
最後は、支援者との別れを惜しむ姿も見られました。記念写真を撮ったり色紙を渡したりなどして、約4カ月過ごした避難所を支援者に見送られ後にしました。
■そして仮設住宅へ――
仮設団地入居状況(11月19日現在)
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