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自治体の皆さまへ

火災から命を守りましょう

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神奈川県平塚市

季節が冬に向かい、空気が乾燥してくるこの時期、特に用心しなければならないのが火災です。家庭でできる対策のポイントを押さえて、しっかりと火災予防に取り組みましょう。

「肌寒くなってくるこの季節に多くなるのが、ストーブなどの暖房器具が原因となる火災です」と話すのは、市消防本部予防課の橋本将志課長代理。部屋干ししている洗濯物が燃えてしまったり、寝る時につけっぱなしにして、布団が燃えてしまったりする事例が特に多いと言います。
「暖房器具の周りには、絶対に燃えやすいものは置かないようにしてください。当たり前のことに思えるかもしれませんが、実際の現場でも、少しの気の緩みから火災を引き起こしてしまう事例を見てきました」と注意を促します。他に多いのがコンセントからの出火です。過度にたこ足配線をしたり、電源コードを束ねたまま使ったりすると、熱を持ち、出火のリスクが高まるといいます。

■普段からの備えが大事
「まずは、家を整理整頓し、物を置きすぎないようにしましょう。おのずと暖房器具の周りに燃えやすいものがある状況をなくすことができます」と橋本課長代理は話します。コンセントにたまるほこりなども出火原因となることがあるので、小まめな掃除も大切です。また、家の外を片付けておくことで放火の危険性を下げることもできます。燃えやすいものを庭などに置いておいたりすると、そこに火を付けられてしまうケースがあるといいます。
住宅用火災警報器を適切に維持管理しておくことも大切なポイントです。平成18年に設置が義務化され、そのタイミングで設置した方も多いと思いますが、取り換えの目安は10年といわれています。いざという時に作動しないといます。「機器のタイプにより違いますが、ひもを引っ張ったり、ボタンを押したりと、簡単にできるものがほとんどです。この機会にぜひ一度、点検してみてください」と呼び掛けます。

■出火してしまったら
火災は起きないのが一番ですが、もし起きてしまったらどうすればよいのでしょうか。橋本課長代理は「火災が起きてしまったら、ためらわずに119番してください。同時に、火が小さいうちに消す『初期消火』をすることも、とても大切です」と力を込めます。
適切にすることで、大きく被害を抑えることができる初期消火。そのために重要なのが、消火器を備えておくことです。「さまざまな種類がありますが、台所には油火災用のものを置いたり、力の弱い女性が使う場合は軽いスプレータイプにしたりするなど、状況を考えて用意することが大事です。ホームセンターなどで手に入るので、どれが良いか分からなければお店の方に相談してみてください」。
そして、実際に消火器を使う時にもポイントがあります。「火を見るとどうしても慌ててしまい、燃え盛る炎の上方に向かって噴射してしまうことが多いです。しかし、そういった時こそ冷静に、火から少し離れた位置から、火元を狙って噴射するようにしてください。また、1人で消火と通報を同時にするのは困難です。同居する家族や近所の方に大きな声で伝えて役割分担しましょう。それでも火が消えず、火の大きさが自分の身長を超えたり、天井に届いたりしたら、消火をやめて、すぐに避難してください」。
火災は、大切な家族や財産を一瞬で奪い去ってしまうかもしれない、とても恐ろしい災害です。だからこそ、普段からしっかり備えておくことが大切です。橋本課長代理は「どういう備えが必要か分からなければ、お近くの消防署などに、気軽にお問い合わせください」と笑顔を見せます。

問合せ:予防課
【電話】21-9728

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