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田川8市町村が連携一般廃棄物処理施設を大任町に建設

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福岡県添田町

田川地区の一般廃棄物処理施設は、し尿処理施設が3施設、ごみ処理施設が3施設、最終処分施設が2施設あり、いくつかの市町村ごとに共同運営をしています。これらの施設は、老朽化により建て替え時期を迎えています。田川8市町村で協議した結果、各施設を共同で建設することで、建設費・維持費を大幅に削減できることがわかりました。
現在、大任町では7市町村から各施設の建設についての委託を受け、大任町内に建設整備を進めています。
一般廃棄物施設の建て替えについては、建設用地の確保、住民への説明、費用対効果など様々な課題がありました。
今回は、 大任町に建設するようになった経緯を説明します。

◆田川地区の人口規模では各施設は一つで十分?
し尿処理施設やごみ処理施設は「迷惑施設」や「嫌悪施設」などとも呼ばれ、地域住民が建設に反対することが多く、一般的にどこの自治体も建設地を選定することが難しい施設でもあります。
田川地区も例外ではなく、ごみ処理施設に関しては、候補地すら見つからない自治体もあり、一時は田川地区に四つのごみ処理施設が建設される案も浮上。一部の住民からは、費用対効果の観点から四つも必要ないという反対運動も起こりました。

◆田川地区で共同建設の流れし尿は建設中の施設を拡張
そうした中、平成27年4月の統一地方選挙を機に、田川地区で一つにまとまって、ごみ処理施設を含む一般廃棄物施設を建設しようとする機運が高まりました。
そこで田川地区の各市町村長で協議を行った結果、コスト削減のため、共同で一般廃棄物施設を建設する方向で話し合いが進められることになりました。
その結果、し尿処理施設については、以前から田川郡東部環境衛生施設組合(添田町、 香春町、 大任町、 赤村、川崎町)が、大任町内に建て替えを進めていたこともあり、田川市、糸田町、福智町が組合に加入し、建設に加わることで合意しました。

◆ごみ処理施設の選定は難航大任町に建設地探しを依頼
ごみ処理施設に関しては地元住民の反対などにより、どの自治体も建設場所を選定することができませんでした。
建設場所の選定が進まない中、7市町村は、大任町に対し建設場所の確保を依頼。当初、大任町はすでにし尿処理施設を建て替え中のため、難色を示しました。
しかし、他の市町村が選定場所を確保することができず、再度、大任町に建設を依頼。大任町も田川地区全体のことを考え、ごみ処理施設についても建設を検討することにしました。

◆大任町内に候補地を選定大任町長が地元住民を説得
ごみ処理施設の建設の依頼を受け、大任町では建設場所候補を選定。地元住民に対して説明会を実施しました。
当初は反対する住民が大半を占めていましたが、大任町長が自ら共同建設の必要性を説明。何度も丁寧に説明することで、最終的には地元住民の了承を得ることができました。

◆し尿・ごみ処理施設の建設を7市町村が大任町に委託
ごみ処理施設の建設場所の確保を受け、改めて各自治体は今後の建設計画について協議。し尿処理施設・ごみ処理施設の建設を大任町に委託することで、建設費と建設後の維持運営費を大幅に削減できるという結論に達しました。
そこで、各市町村長で話し合い、各議会での議決を経て、大任町が建設することが正式に決まりました。

◆建設費の負担割合も市町村長会議で正式に決定
し尿・ごみ処理施設の建設費は、総工費が約300億円かかることから、負担割合についても各市町村長が協議し、人口割で負担することで決定しました

◆大任町長が国に何度も陳情過疎債を充当し実質負担減
大任町が処理施設を建設することが決まり、大任町長は総額300億の予算確保に奔走。地元選出の国会議員である武田良太衆議院議員とともに何度も国に陳情しました。
その結果、予算の大部分に国からの交付税措置率が高い過疎債を充当することができるようになり、 実質の建設費として70億円程度削減することができました

◆最終処分場についても大任町に建設を委託
最終処分場についても、当初は川崎町に建設予定でしたが田川地区全体の量を受け入れるための拡張は不可能と判明。大任町以外に候補地がないことから、各市町村長の了承、各議会での議決を経て、大任町が建設することが正式に決まりました。

建設後の運営については、今後、各自治体間で協議をしていくことになります。
問合せ:し尿処理・じん芥処理・埋立処分施設建設室(【電話】63-2254)

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