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町長短信

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福島県三春町

◆これからの「買い物環境」を考える

町で実施している一連のコロナ対策事業の中に、「買い物支援サービス事業」というものがあります。
感染リスクの高い高齢者の代わりに社会福祉協議会職員が依頼を受けて買い物をする事業です。10月7日現在の利用件数は8件と、まだ多くはありません。
しかし、この事業を始めたことで、いろいろな課題や今後の展開が見えてきました。
この事業は、最初に利用者と社協職員が綿密に面談をします。例えば、どこで買うか、どんな品物を買うのか事細かに希望を伺います。以降は電話でのやりとりになります。
お金を預かって、買った商品を届けたときに精算する仕組みとしました。
ここで予想と違ったことがあります。現金を預かることはあまりなく、ほとんどの方がプリペイドカードをお使いになっていることです。カードなら、現金が合わないと言ったリスクは回避できますし、記録も残ってお互いに安心だということでした。
「プリペイドカード+大手スーパー」という組合せは、小売店にとっては脅威そのものだとは思いますが、今回の事例では、ご高齢の方がプリペイドカードというデジタル化と親和性の高い手段をすでに利用していること、買い物代行を希望する方々が確実にいること、そして配達時の対面を通じて別の依頼を受ける機会が増えること(社協では、ゴミのふれあい収集につながるケースが出ています)などに注目したいと思います。
店舗の大小よりも、利用者の事情・要望にどれだけ寄り添えるかが、これからの買い物環境を考える上で必要なことではないでしょうか。
町では新たな試みとして、町内農産物や商店街での買い物をインターネットでできないか検討を始めました。「そんなの無理ですよ」という声は当然聞こえてきますが、やってみて初めてわかる有益なこともあるはずです。少し頑張ってみようと思っています。

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