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地域の魅力 ふる里再発見

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福島県伊達市

■伊達市の偉人2自然を愛する山の詩人 長谷部俊一郎(2)
長谷部俊一郎が詩人として大成する背景には、母ミツの存在がありました。長谷部ミツは、明治16(1883)年2月に伊達郡富田村(現在の川俣町小神)に生まれ、21歳で長谷部与治右衛門と結婚します。夫の与治右衛門を28歳で亡くし、母一人で3人の子供たちを育てるため、助産婦(現在の助産師)の資格を取りました。苦しい生活の中にキリスト教との出会いがあり、次第に引かれ、信者となります。
ミツは大正11(1922)年に仙台で開催された東北地方の助産婦講習会に参加しました。たまたま教会で武者小路実篤の文化講演があり、誘われて聴講しています。この文化講演の中で、「母の愛とは、子どもの才能を伸ばしてやることだ」と聞いたミツは、俊一郎に東北学院への進学を進め、苦しい生活の中、一家を挙げて仙台に移り住むことを決意します。仙台での学生時代、そして仙台市長町教会での牧師としての活躍が、後に宗教詩人・自然詩人・農民詩人と呼ばれる長谷部俊一郎の思想的な礎となっていきます。
また、帰郷後の詩集発行に際して、母ミツは多大な援助を行ってきました。母なくしては、詩人長谷部俊一郎は存在しません。
展示では、川俣町を中心に1万2千人の新生児を取り上げ、地域の助産婦として活躍した長谷部ミツのコーナーを設置しています。

歴史文化資料館で6月30日(日)まで企画展開催中

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