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自治体の皆さまへ

輝いている人を紹介します まちのキラリ

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福島県伊達市

小野和子(おの かずこ)さん(伊達市伏黒)
二井屋公園を守り育て、多くの人の心を花で癒してきた地域づくりの立役者

■伏黒に人が集まれる場所を
最初は桜の植樹から始まった―二井屋公園の17年間の歩みに思いを馳せるのは、地域の仲間とともに公園を作り上げてきた小野和子さん。約70アールの二井屋公園は、戦前は信達(しんたつ)一の桜の名所として知られる憩いの場だったといいます。「ここで何をするか考えたとき、伏黒に人が集まる場所を作りたいと思って。昔は花の名所として賑わった場所だし、花ならみんな見に来てくれると思ったんです。」

■ポピーとの出会い
「開園から3年目頃、近所の人からある花の種をもらって、どんな花が咲くかも知らずにまきました。初めて咲いたポピーがあまりにもきれいだったんです。」すっかりポピーに魅せられた小野さんたちは、花を咲かせては種を取り、植栽面積は夢とともに年々広がっていきました。

■惜しまれながら…有終の美
きれいな花を咲かせ続けるには、相応の努力と労力を要します。「年取って、しゃがんでの草むしりが大変になっちゃって。」と小野さん。今年限りの閉園を決めました。
緊急事態宣言の解除を待っていたかのようにポピーが見ごろを迎えました。閉園を惜しむ声のなかには「コロナの疲れが吹き飛びました」との声もありました。「誰も来られないで閉園かと思ったけれど、たくさん来てもらってありがとうの気持ちでいっぱいです」と頬をゆるめました。

■地域づくりの花ひらく
長年続けられた理由を尋ねました。「きれいだね、すごいねと声をかけてもらえると嬉しくて。こういう場所にしたいと思う理想を、仲間と楽しみながら追いかけられたからだと思います。それと、適当にやることですね(笑)」
満開のポピー畑には、小野さんたちが成し遂げた地域づくりの大きな花が咲いているように見えました。長い間素晴らしい景色を見せていただきありがとうございました。

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