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〔特集2〕幼かった震災当時のこと。高校生になった今、「ふくしま」を伝える。

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福島県

今年度で3年目を迎えた福島県環境創造センターが主催する高校生による情報発信事業「ふくしまナラティブ・スコラ(※)」について紹介します。
※「ナラティブ」は自分自身が主体となって語る表現技術。「スコラ」は学問の技法や思考の過程のこと。

■「ふくしまナラティブ・スコラ」とは
震災から11年余りが経過しましたが、まだ、風評がなくなったわけではありません。
震災当時は幼かった高校生たちが、震災から今まで経験したこと、悩んだこと、考えたことなどを振り返り、自分の言葉で福島県に対する思いを発信することで、風評払拭はもちろん、風化防止にもつなげたいとの考えから、県では、令和2年度からこの事業を始めました。
全10回の講座のうち、前半のワークショップでは、東日本大震災と原発事故を経験した福島県のこれまでを振り返ります。後半はプレゼンテーションの専門家による講座を受講し、自分の「ふくしま」への思いを発信する力を身につけます。

■令和4年度の活動風景
今年度は高校1年生~3年生まで19名が三期生として活動しています。今年の1年生は震災当時4歳。震災についてあまり覚えていないと話す参加者が多いですが、それぞれの「ふくしま」への思いを持って取り組んでいます。前半は、さまざまなゲストによる被災経験・復興活動などに関する講話や東日本大震災・原子力災害伝承館および被災地の視察などから震災後の福島を学びました。現在、後半の講座で自分の思いをプレゼンテーションという「カタチ」にしています。

■一期生・二期生の声
過去の「ナラティブ・スコラ」の参加者の声をご紹介します。

◇一期生
塩田(しおた)優莉(ゆり)さん
(福島県立あさか開成高等学校卒)
私たち福島県民でさえも震災後の福島県の状況に対して印象論に左右されてしまっている場合があることを学びました。大学では福島県や地域についての学びを深め、ナラティブ・スコラで学んだプレゼンの技法などを生かして、福島県についての情報発信をしていきたいです。

◇二期生
大原(おおはら)日和(ひより)さん
(福島県立白河高等学校)
「私とふくしま」について考えることが、自分自身と向き合うことにつながりました。これから先、自分の興味関心がある物事について深く学んで、そこから自分なりに課題を見つけて取り組んでいきたいです。

■ふくしまの高校生が伝えるナラティブ・プレゼンテーション
「ナラティブ・スコラ」の集大成となるプレゼンテーション大会です。参加者一人一人が、「自分」と「ふくしま」に向き合い、「ふくしまの未来に対する私の今の念(おも)い」を自分の言葉で発信します。

令和5年1月7日(土)に、けんしん郡山文化センターで行われます。事前申込も受け付けています。ホームページからお申し込みください。
【HP】「ふくしまナラティブ」検索

問合せ:福島県環境創造センター総務企画部企画課
【電話】0247-61-6129

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