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自治体の皆さまへ

戦禍の人々に思いを寄せて

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群馬県前橋市

◆ウクライナ国立バレエ団が日本で公演
本市を皮切りに各地でパフォーマンスを届けています

7月15日にベイシア文化ホールで実施された「キエフ・バレエ・ガラ2022」。この公演に出演するため来日したウクライナ国立バレエ団を、本市では公演2週間前に受け入れました。ロシアのウクライナ侵攻の影響で一時は日本での公演は開催が難しいと考えられていましたが、ダンサーたちの自分たちの芸術を届けたい、という思いから公演が実現しました。

◆心の痛み表現の力で伝えたい
市役所を訪れた同団の芸術監督、エレーナ・フィリピエワさんは次のとおりインタビューに回答。そこには自分たちの芸術への誇りと平和への思いがありました。

Q.公演の見どころや特徴を教えてください。
A.最初に、ウクライナの伝統舞踊「ゴパック」を踊ります。ゴパックはウクライナの民族性が分かる、ウクライナ人にとって大事な作品です。そして今回の日本ツアーでは「ひまわり」というオリジナル作品をやります。ウクライナ人は非常にあたたかい民族。ヒマワリのように温かい心を持っていることを日本の皆さんに分かってほしいと思います。

Q.戦時下での母国や芸術への思いを教えてください。
A.戦争が始まったとき、私は何カ月かキエフにいました。劇場は閉まっていました。もちろん、舞台の上に立つこともできませんでした。世界の人にいちばん知ってほしいのは、今ウクライナで戦争が起きていること。バレエという芸術で、言葉で伝えるのではなく体で表現し、世界中の人たちにウクライナ人の心の痛みを分かってほしいです。私たちは、もちろん戦いはできません。芸術の力を借りて、世界平和を祈っています。世界中の人たちにウクライナをサポートしてもらい本当に感謝しています。

Q.表現で日本の人たちにも思いを伝えたいという気持ちがあったのでしょうか。
A.テレビではいろいろな報道がされています。しかし、事実はなかなか報道されません。ウクライナ人の本当の心の痛みを、私たちの表現の力で分かってほしい。それが私たちの大きな仕事です。

世界では未ださまざまな地域の人々が紛争に苦しみ、時に命を落としています。これはかつて本市でも起きた出来事。私たちは伝えていかなければなりません。悲惨な出来事を二度と繰り返さないために。

◆ウクライナ避難民支援に協力を
現在、本市では27人のウクライナからの避難民を受け入れています。避難民支援募金には7月20日時点で、募金箱に50万5,259円、ふるさと納税に40万円、企業などから298万454円の寄付が集まりました。寄付金は避難民への生活支援に活用しています。
募金箱は市内16カ所(市役所、各支所・市民サービスセンター)へ設置しているほか、ふるさと納税でも寄付を受け付けています。協力をお願いします。

問合せ:政策推進課
【電話】027-898-6003

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