文字サイズ
自治体の皆さまへ

【tsulunos PLUS】群馬名物を研究! ツルハシ

20/25

群馬県

■群馬の定番研究所
今回の研究対象:上毛かるた
群馬では「定番」となっているアレコレを、深掘りして、あらためて研究するコーナー。今回の研究対象は県民なら誰もが遊んだことがある「上毛かるた」です!

◇上毛かるたのルーツは台湾!?
群馬県民なら誰もが遊んだことがある「上毛かるた」。今回は上毛かるたなどの郷土かるたを研究しているNPO法人日本郷土かるた協会理事長の山口幸男(やまぐちゆきお)さんに話を聞きました。
上毛かるたの誕生は戦後間もなくのこと。「戦争犠牲者を支援するための組織、同胞援護会により“子どもたちに夢と希望を与えよう”“郷土を荒廃から救おう”を目的に制作されました」。そもそもなぜ「かるた」だったのか?そのルーツは意外なものでした。「援護会でいろいろ知恵を絞
ったそうです。紙芝居という案もあったそうですが、メンバーの一人が『台湾かるた』を作って喜ばれたというエピソードを話したことがきっかけで、かるたになりました」。

◇焼きまんじゅうがないのはなぜ?
読み札はどうやって選ばれたのか?「新聞で公募したそうです。人物で多かったのは新島襄(にいじまじょう)や塩原太助(しおばらたすけ)。国定忠治(くにさだちゅうじ)も多かったのですが、子ども向けということもあり、GHQ(ジーエイチキュー)に却下されたんですよ」。公募なら群馬名物の焼きまんじゅうが入っていないのはなぜか?「上毛かるたは、70数年前の群馬の名物が詰まったもの。だから、嬬恋キャベツなど戦後に普及したものは入っていません」。焼きまんじゅうについては、上毛かるた制作当時の目的・趣旨からみたときに、あまり注目されなかったのかも。

◇上毛かるたは世界に羽ばたく
誕生から70年以上。「上毛かるたは、まさに群馬県民の誇りになったといえます」と山口さん。今年、英語版が完成。上毛かるたが世界に羽ばたく日も近いかもしれません。

「累計発行部数は100万部以上!」
「現在の絵札は画家の小見辰男氏が担当。昭和43年に描き換えられました。」絵札は取札ともいいます。
「裏面の解説を書いたのは歴史研究家の丸山清康氏。」箱を開けて一番上にある「い」「ら」だけピンク。

研究結果:上毛かるたは戦後の子どもたちに夢と希望を与えるために昭和22年に作られた。

取材協力:NPO法人日本郷土かるた協会山口幸男理事長

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU