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ひとりひとりの豊かな人生 ~男女共同参画社会の実現のために~

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茨城県行方市

さまざまな分野で活躍されている行方市男女共同参画推進委員会委員のコラムを隔月でお届けします

「男女共同参画と働き方改革をどう考えるか」
総合病院土浦協同病院 看護副部長 大槻勝明

看護師として病院に勤務している立場としての「男女共同参画」および「働き方改革」について考えてみたいと思います。

全国の看護職の就業者数は166万人(2016年)であり(うち男性看護職員は10万人程度:6.5%)、この就業者数は、多くの職種があるなか一番多く、男女比からも女性が中心の職業であると言えます。ちなみに、看護職は以前、3K:「危険」「きつい」「汚い」、8K:3K+「帰れない」「給料安い」「休暇が取れない」「化粧のりが悪い」「結婚できない」などと言われてきましたが…(私は、そもそも化粧はしませんが)。現在は、高校・大学生を対象とした職業ランキングにおいて、女性の2位であり、イメージとしては大分改善していると思われます。

さて、男女共同参画社会とは「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保される」などとされています。前述したように女性が中心の職場である看護職ですが、離職率は10.9%(2017年、日本看護協会)(自施設<8%)と高く、その主な理由として、結婚、出産、育児、介護といったライフイベントが中心となっています。出産に関しては女性にしかできませんが、その他は共同参画という観点から男性も積極的な育児休暇、介護休暇を取得するような働きかけ、処遇の確保等が重要になります。自施設では、3年前に育児休暇(3カ月)を取得した男性看護職員がおりましたが、その後の第2、3子は、妻(女性)任せとなっていたのが現状です。また、新たに育児休暇等申請する男性職員がいません。 現在、自施設ではワークライフバランスの推進として、24時間保育所の拡充、パート職員の雇用拡大、また、再雇用制度の導入を行うなど「働き方改革」に沿って労働環境も変化しつつあります。一方で、業務量増加、時間外労働、離職・職員定着等のさまざまな問題や課題を抱えています。もちろん、病院組織として、こうした問題等をクリアしていくための方策を検討しておりますが、私たち一人一人が、「働き方改革」について理解し、働きやすい職場環境づくりをどのように実践していけるのかを考え、行動し提言していく必要があると思います。 行方市男女共同参画推進委員会とは… 本市における男女共同参画社会の実現を目指し「行方市男女共同参画推進計画」に基づく施策を総合的かつ効果的に推進するための組織です。 問合せ:企画政策課(麻生庁舎) 【電話】0299-72-0811

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