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自治体の皆さまへ

新型コロナウイルス感染症対策について・1

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長野県須坂市

※こちらの原稿は4月16日現在で作成したものです。

長野県立信州医療センター院長 寺田克
3月中旬以降、須高地区においても新型コロナウイルスの陽性者数が多く報告され、現在長野医療圏(須坂市、小布施町、高山村も含まれる)全域での県独自の感染症警戒レベルが「5」に引き上げられています。4月13日には須高3市町村の感染性対策に関する合同の連絡会議も開かれました。
今回、広報須坂への新型コロナウイルス感染症対策についての投稿の機会をいただきました。すでに各市町村のウェブサイトや防災行政無線などを通じた注意喚起がされておりますが、あらためて感染症対策について確認していただけると幸いです。皆さんおひとりおひとりの「かからない」、「うつさない」という意識と行動が必要です。

【新型コロナウイルスに感染しない、させないために】
感染経路の中心は飛沫(ひまつ)感染と接触感染です。ソーシャルディスタンスの確保、外出時のマスクの着用、咳(せき)エチケットに心がけることが大切です。また家や仕事場の換気を十分に行うなど、自分のみならず、他の方に感染させないように徹底することが必要です。
閉鎖空間においては、近距離でも多くの人と会話するなどの環境下で、無症状の陽性者の方がいた場合には(咳やくしゃみなどの症状がなくても)感染を拡大させるリスクがあると言われています。
これらのことから、いわゆる「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避、マスクの着用、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒、咳エチケットが励行されています。また屋外でも、人混みや近距離での会話、特に大きな声を出すことや歌うこと、激しい呼気や大きな声を伴う運動などは感染リスクを高めるため注意が必要です。

【新型コロナウイルス感染症が疑われる方や医療機関を受診される方へ】
発熱や喉の痛み・違和感などの風邪症状(風邪症状を伴わない味覚障害も含む)や倦怠(けんたい)感などがある場合は、仕事や学校を休んでいただき、外出は控えてください。休んでいただくことはご自身のためですし、感染拡大防止にもつながる大切な行動です。
そしてまずは、かかりつけの医療機関にご相談ください。かかりつけの医療機関を持たない方や、土日祝日、夜間などで相談先に迷う場合には、長野保健所に受診・相談センターが設置されていますのでご相談ください(【電話】026-225-9305)。医療機関を受診する場合には、事前に電話連絡の上、受診方法に関して必ず確認してください。
また現在多くの医療機関では、新型コロナウイルス感染症の疑い以外で一般受診される方に対しても、受診される際に新型コロナウイルス感染症のリスクとなる環境や行動の有無についての問診を行っています。例えば、同居ご家族の風邪症状、感染症流行地域への往来、同居ご家族以外との多人数での会食、マスクなしでのボディコンタクトを伴うスポーツへの参加、新型コロナウイルス陽性者との接触もしくは接触疑いの方との接触、などの有無です(医療機関によって問診内容に違いがあります)。感染症警戒レベルの上昇に伴い、早期診断、地域での蔓延防止ならびに院内感染を防止することが強く求められています。問診へのご理解とご協力をお願い致します。

当院は感染症指定病院として昨年2月より新型コロナウイルス感染症の診断と治療を積極的に行なっていますが、現在の第4波では、入院患者さんの90%以上が80歳以上のご高齢の方の時もあり、より多くの医療、看護、介護介入が必要になっています。また長野医療圏の新型コロナウイルス感染症対応病床使用率も高くなっています。長野医療圏の医療崩壊が起きないよう、皆さんの今のその環境や行動が感染リスクの高い状況にないか、今一度ご確認いただきたいと思います。

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〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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