日本では、食べられる食品が大量に廃棄され、問題になっています。このような、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を「食品ロス」といいます。
国内の食品ロスは、年間で約612万トンと推計されていて、国民1人当たりに換算すると、1日で約132グラムが捨てられていることになります。これは、およそお茶わん1杯分のごはんの量に相当します。「食品ロス」の削減にご協力ください。
●わたしたちにできること
▽買いすぎない
事前に今ある食材を確認し、必要な分だけ買いましょう
▽使いきる
冷蔵庫の中は見やすく整理し、賞味期限内に使いきりましょう
▽食べきる
食べきれる量を作り、作ったものは残さず食べましょう
「消費期限」は、食べても安全な期限、「賞味期限」は、おいしく食べることのできる期限です。
「賞味期限」を過ぎたものはすぐに捨てるのではなく、食べることができるか自分で判断することが大切です。
●フードドライブにご協力ください
フードドライブは、家庭などで余っている食べ物を持ち寄り、それを必要とする人に「フードバンク」を通じて寄附する活動です。
町では、社会福祉協議会が主催して、8月と1月にフードドライブを行っています。食品などの寄附は随時受け付けしているので、社会福祉協議会までお問い合わせください。
対象食品:
・米(古古米、もち米は除く)、麺類、インスタント食品、飲料などで常温保存できるもの
・未開封のもの
・賞味期限が明記されて、2カ月以上あるもの
・野菜や肉などの生鮮食品以外のもの
○「もったいない」から「ありがとう」へ
フードドライブで寄せられた食品は「フードバンクふじのくに」を通じて、県内の食べ物を必要としている皆さんに届きます。8月に行ったフードドライブでは、311.8kg(その内米220kg)もの寄附が集まりました。
ご家庭で眠っている食品などがありましたら、ご協力ください。
-社会福祉協議会 五十井 真琴さん
問合せ:
・くらし安全課【電話】76-6130
・社会福祉協議会【電話】76-9906
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