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特集 地域に飛び出た高校生の3つのストーリ(1)

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静岡県菊川市

人口減少社会の到来により、高まりつつある若者への期待。菊川には、「自分たちの特技で地域貢献したい」
「まちに賑わいをつくりたい」「大好きな菊川の魅力を伝えたい」そんな思いで活動している高校生がたくさんいます。
地域を巻き込み、新たな魅力を作り出す高校生の3つのストーリーから、無限大に広がるまちづくりの可能性について考えます。

■期待が高まる高校生と地域の連携
一昔前、高校は地域から切り離され、勉強や運動など大学生や社会人になるまでの教育の場として位置づけられていました。生徒と地域の生活圏が異なることもあり、小中学校と比較して、地域とのつながりは弱いものでした。
しかし、近年この関係が大きく変わりつつあります。地方では、人口の減少や若年層の都市部への流出などの大きな課題に直面。国は「地方創生」を掲げ、地方活性化のための政策を次々と打ち出していきます。その中で「地域振興の核としての高校の機能強化」が明記されるなど、高校生と地域の連携に関する期待は、かつてないほどに高まっています。
高校生が地域に住み、通学している間に、地域との関わりをどのように築いていくのか。そして、どのように活躍してもらうのか。
菊川市でもこうした活動は既に始まっています。地域に飛び出た高校生たちのストーリーは、「高校生」と「地域」それぞれに、どんな効果と可能性をもたらしているのでしょうか

■みんなのアソビバ小さな収穫祭
〇2つの高校のコラボが生み出した新たなイベント
11月1日の日曜日、市役所庁舎東館「プラザきくる」と隣のきくる広場は朝から活気づいていました。集まった人々の向かう先には、楽しそうな遊びコーナーと新鮮な農産物などが並んだ市場が広がります。
『みんなでつくるみんなのアソビバ・小さな収穫祭』と題したこのイベントは、市内の2つの高校の生徒により開催されました。
きくる広場は「みんなのアソビバ」に大変身。ヒミツ基地や落ち葉プールなど、常葉大学附属菊川高校の生徒が企画した、さまざまなアソビが体験できる芝生の空間が設けられました。
プラザきくるは、新鮮な農作物などが並ぶ「小さな収穫祭」に早変わり。小笠高校の生徒が地元農家や社会福祉法人「草笛の会」と協力して、農産物や焼きたてパン、手作りジャムなどを販売しました。
売り場では、地元の産品を挟んで高校生と来場者のコミュニケーションが自然に生まれます。「この野菜の売りは」と熱心に説明する高校生、「こんなに買っちゃった」と両手に袋を抱え笑顔の来場者。生徒が作ったきくのんオリジナルグッズの販売や抽選会も行われ、歓声が上がりました。
およそ400人が訪れ、楽しんだ会場も終了時間が近づき、来場者が一人また一人と帰路につくと、元の静かな空間に戻りにぎます。街中に賑わいと活気を取り戻した特別な時間。このイベントを生み出した高校生たちの舞台裏に迫ります。

■参加者の声
〇松本吉延さん
小さな収穫祭には初めて来ました。自分から行動する力が社会に求められる時代になってきているので、高校生の時から自分たちで作ったり商品を販売したり、地域と接することで、いい社会勉強になっていると思います。
〇小林このみさん
煌汰(こうた)くん
蒼汰(そうた)くん
希衣(きい)ちゃん
(島川)
チラシを見て来ました。高校生が運営しているので、子どもたちも楽しく遊べました。学校内とは違っ て、街中で開催してくれたので、来やすい雰囲気がいいと思いました。どの遊びも年齢関係なく、楽しく遊 べるのもありがたいです。
コロナで今年はイベントが少なかったので、今回さまざまな体験ができ、子どもたちが1番楽しそうにし ていたのでよかったです。

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