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袋井のものづくりひとづくり

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静岡県袋井市

■理学の本質をものづくりに

静岡県内唯一の理工系総合大学である静岡理工科大学。全日本 学生フォーミュラ大会だけでなく、鳥人間コンテスト選手権大会やロボカップへの出場など、ものづくりへの熱意にあふれた学生が数多く在籍しています。
今年4月からは、県内初となる建築学科を開設し建築分野での人材育成も進められており、ますます多様な学問について学ぶ場になりました。
物や事の本質を探究する「理学」を学び、その知見を基に生活に役立つ「こと」や「もの」の創造を目指す学生たち。市内の産業の活性化には、彼らの活躍が必要不可欠です。

鳥人間コンテスト(航空・宇宙)
ロボカップ(ICT・IoT・AI)
学生フォーミュラ(車両設計・製造)
社会に役立つ仕組みを考える「ことづくり」それを形にする「ものづくり」創造への挑戦が生み出す価値の連鎖が、社会に役立つ革新的技術を生み出す。

■育った人材を活用する「場」を作る

袋井市では、東名高速道路が開通した昭和44年以降、多くの大企業が進出。市民の働く場の確保をしてきました。雇用の場は、大学進学などで袋井を離れてしまった若者が戻ってくる受け皿でもあります。
まちの活力を生み出すためには、土地の開発と地域発展への投資が両輪となって進めていくことが重要です。
袋井市では、表1)のとおり多様な業種が立地しています。このほど「豊沢工業団地」に進出が決定したトッパン・フォームズ東海(株)、トッパン・フォームズ・サービス(株)では、ICタグやICチップなどのIoT関連製品などが製造されます。
また、静岡理工科大学と「豊沢工業団地」は隣接していることから、産学官が一体となった取り組みが、加速することが期待されています。

にいけ工業団地(昭和63年完成)
事業社名
(株)アクト・メイト、日本スチールウール(株)、サンワ環境整備(株)、フクロイ乳業(株)、日本グラビヤ工業(株)
面積 29,349平方メートル

久能工業団地(平成16年完成)
事業社名
ヤマハ発動機(株)
面積 120,638平方メートル

山科東工業団地(平成27年完成)
事業社名
第一倉庫(株)・ピップ物流(株)、朝日インテック(株)、高雄工業(株)
面積 99,680平方メートル

豊沢工業団地(平成30年完成予定)
事業社名
トッパン・フォームズ東海(株)、トッパン・フォームズ・サービス(株)
面積 約77,000平方メートル
※豊沢工業団地は、「袋井市静岡モデル防潮堤整備と連動した次世代産業拠点創出推進区域」として静岡県内陸フロンティア推進区域の指定を受け整備を進めています。工業団地整備の発生土約60万立法メートルを活用し、高さ12メートルの防潮堤整備が順調に進行中です。

袋井市産業経済懇話会を開催
今後の袋井市の産業のあり方を考えると、人口減少による労働力不足の問題やAI(人工知能)やIoT(様々な物をインターネットで繋ぎ相互に制御する仕組み)といった新しい技術の進展(第4次産業革命)などにより、産業全体が予想を超えるスピードで大きく変化していくものと考えられます。
こうした第4次産業革命などに対応するための経営革新や異業種連携による技術革新を促進し、若者が希望を持って働くことができる環境づくりを進めるため、「産業経済懇話会」では、短期的な動向を踏まえ、10年先の産業を展望します。

■袋井市産業経済懇話会メンバー(五十音順)
氏名 所属 専門 分野
1 小澤哲夫 静岡理工科大学理工学部 教授 工業 ・IoT社会を見据えたものづくり産業の展望・産学官連携によるイノベーションの推進
2 加藤百合子 (株)エムスクエア・ラボ 代表取締役 農業 ・先端技術(ICT・ロボット)と地域産業との融合・農業の流通改革
3 北井 渉 (株)三菱総合研究所 主席研究員 経済産業 ・世界経済及び日本経済の動向・国の目指す成長戦略
4 高木昭三 磐田信用金庫 会長 金融 ・中小企業の実態把握・中小企業に求められる経営革新の展望
5 豊田富士雄 豊田肥料(株) 代表取締役社長 産業 ・袋井商工会議所顧問・農業関連企業として農業改革の方向性
6 中村憲司 (株)大和コンピューター 代表取締役 ICT農業 ・ICTが産業に与えるインパクト・ICT×農業の展望
7 西野勝明 静岡県立大学 特任教授 経済産業 ・県内産業経済に関する動向・行政経営及び人材育成 ※コーディネーター(懇話会座長)
8 原田英之 袋井市長

■産業経済懇話会 開催概要
第1回 8月開催 ~2030年の社会と技術の展望~
第1部 ゲストスピーカーによる基調講演「人工知能・IoTが生み出す第4次産業革命と日本の未来」

講師プロフィール
尾木 蔵人(おぎ くらんど)
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)
国際アドバイザリー事業部 副部長
日本経済調査協議会 人工知能(AI)委員会 主査
第2部 パネルディスカッション
テーマ…「科学技術や社会の大きな変化をどう地方の発展に繋げていくか」

第2回~4回のテーマ(案)
工業、農業などの分野別の展望に加え、全産業を横断的な視点で議論し、本市産業の方向性を整理する。
●産業の横断的連携施策によるイノベーション方策
●新産業創出に向けたベンチャー支援
●就業構造の転換と人材育成の方向性 など

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