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【ふるさと魅力発信】面河山岳博物館

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愛媛県久万高原町

■ハリガネムシとカマキリ
みんなの人気者、カマキリ。育てていたら、「腹から細長い生き物が出てきた」という経験のある方もいるのでは?その正体はハリガネムシ。その名の通り細い針金のような見た目で、川や池などの水中にいる生物です。なぜ陸上にいるカマキリから出てくるのでしょうか?その答えとなるハリガネムシの不思議な一生を見てみましょう。
水中で孵化したハリガネムシの幼生は、カゲロウなどの水生昆虫の幼虫に食べられます。その後、水生昆虫が成虫となって上陸し、運よくカマキリに捕食されると寄生の成功です。やがて宿主の体内で成熟すると、その行動を操作して水辺に向かわせ、飛び込ませます。ついには、溺れるカマキリから脱出して水中に戻るのです。川や池で死んでいるカマキリがいたら、ハリガネムシのしわざでしょう。残酷かもしれませんが、ハリガネムシに寄生されたカマキリなどの昆虫は、魚の重要な餌となります。
腹部がぱんぱんに膨らんだカマキリのメスには、卵ではなくハリガネムシが入っていることも。ハリガネムシに寄生されると内臓が圧迫されるため、繁殖することはできません。水辺の近くにカマキリがいたら、近くにハリガネムシもいるかも。(安田)

▽学芸員のつぶやき
今年は四国初記録の外来種、ムネアカハラビロカマキリが大洲市で見つかりました。山岳博物館でも飼育していましたが、15cm程のハリガネムシが10匹以上出て死亡してしまいました。

問合せ:面河山岳博物館
【電話】58-2130【山岳HP】http://www.kumakogen.jp/site/omogo-sangaku/

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