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【ふるさと魅力発信】面河山岳博物館

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愛媛県久万高原町

■四国初記録の外来種「ヒラタトガリカメムシ」の発見
ヒラタトガリカメムシはその名のとおり、平たい体にとがった頭部を持つカメムシ。中国、台湾、韓国、日本に分布し、国内では沖縄県石垣島と西表島に生息しています。中国では個体数も多いようでタケの汁を吸う害虫として報告されています。その一方、日本では個体数が少ないのかあまり採集されず、2012年の環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。
しかし、2013年にこのカメムシが沖縄県から遠く離れた山口県で突如見つかり、その後も岡山県、福岡県、大分県で見つかるようになりました。日本のカメムシの中でも変わった体型をしているため、これまで見つかっていなかったとは考えにくく、本州や九州本土では国内外から侵入してきた外来種と考えられています。
そんなヒラタトガリカメムシが今年の4月になんと松山市で発見されました。四国では初記録です。見つかったのは2個体で、それぞれ別のマンションの廊下。外来種は個体数が急激に増加することがあります。タケの害虫として問題になるかもしれないので、今後の動向に注目です。
現在、面河山岳博物館と愛媛大学ミュージアムでは本種の標本を展示しています。山岳博物館では、よく似た在来種のエビイロカメムシも紹介しているので、ぜひご覧ください!(安田)

▽学芸員のつぶやき
松山市で見つかったヒラタトガリカメムシ、1個体はなんと私の実家で見つかりました!見たこともない種だったので調べてみると、まさかの未記録の外来種。着任早々、驚かされる出合いでした。

問い合わせ:面河山岳博物館
【電話】58-2130【HP】http://www.kumakogen.jp/site/omogo-sangaku/

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