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自治体の皆さまへ

力を合わせて地域を元気に(1)

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神奈川県平塚市

新型コロナの影響を受け、多くのイベントなどが中止になった昨年。それでもコロナ禍だからこそ、皆を元気付けるために地域での活動を続けている人がいます。
身近な地域での活動に参加して、地域の魅力や絆を感じてみませんか。

■[横内連合自治会]新しい地区レクのかたち
毎年、小学校区単位で開かれる地域の一大イベント、地区レクリエーション大会(地区レク)。しかし新型コロナの影響で、令和2・3年度と続けてほとんどの地区で中止となりました。
厳しい状況の中、横内地区では地形などの特性を生かして、ウオークラリー形式での地区レク開催に成功。背景には地域のつながりを大切にしたいという思いがありました。

「最初は種目が少なくてもいいから、何とか今までと同じように、運動会形式で開けないかと考えていたんです」と話すのは、横内連合自治会の会長、小宮保(たもつ)さん。昨年の4月に就任して以来、相次ぐイベントの中止に頭を悩ませてきたと振り返ります。「例年通りに地区レクを開くと、参加者が集まりすぎて密状態になってしまいます。今回も中止か、または形を変えての開催かを選ぶほかありませんでしたね」。
そこでひらめいたのが、地区内を巡るウオークラリーでした。横内地区は全体的に平坦で歩きやすく、普段から散歩している人も多いといいます。「元気の基本は歩くこと。心と体の健康を保つ、という地区レクの目的にも、ウオークラリーはぴったり合うと思ったんです」と話す小宮さん。横内地区の特性を十分に生かした計画を立てられた、と自信をのぞかせます。

▽地域の魅力を感じて
ウオークラリーは、横内公民館をスタートして横内地区の外側を右回りまたは左回りに一周し、公民館に戻ればゴールです。神社など地域ゆかりの場所にチェックポイントを置き、歩きながら横内の歴史などを学べるように工夫されています。
「地区の北側など、地域住民でもあまり歩かないエリアで、横内ならではの風景を見られるのがポイントです」と話す小宮さん。横内の良いところを肌で感じてほしい、とほほ笑みます。
さらに、ウオークラリー形式とすることで新型コロナ対策も万全にできたといいます。「5人程度を1組とした少人数のチームで、時間差でスタートすることで、密になるのを防いでいます。マスク着用に加えてチームごとに一定の距離が確保されているので、参加者にも安心してもらえたと思いますよ」。

▽誘い合える仲間作り
地区レクに限らず、今後も地域のイベントを何とか工夫して開きたいと話す小宮さん。「参加者に『近所の人と仲良くなれて楽しかったよ』と言ってもらえるようなイベントにしたい」と力を込めます。「参加者が楽しいと思えれば、必ず誘い合って来てくれるはずです。気軽に誘い合えるような状況を、自治会として作っていきたいですね」。

問合せ:横内公民館
【電話】54-0118

■[城島地区地域活動推進会議]体験を通して人を呼び込む
高齢化と人口減少を見据え、城島地区を活性化させるために、平成30年にスタートした城島地区地域活動推進会議。市や湘南NPOサポートセンターと連携し、農業体験などを通して、城島の魅力を市内外に発信し続けています。
令和3年11月20日に同会議主催で開かれた、年間を通じた農業体験のまとめである「収穫祭」を取材しました。

「城島の大きな強みは農業。農業体験などを通して多くの世代に城島の魅力を伝え、地域の人口増加と活性化につなげるのが目標です」と力強く語るのは、同会議を主宰する石塚崇(たかし)さん。同会議は発足以来、会議で出た意見をもとに、耕作放棄地への花植えなど多くの地域活動を引っ張り、成果を上げてきたといいます。
同会議の発足当初は全てが手探りだったと振り返る石塚さん。それでも、地域住民にアンケートを採り、中心的な活動である農業体験や地域散策のほか、農産物などを販売する青空市「きじマルシェ」を開くなど、コロナ禍にも負けずに活動を続けてきました。

▽自然との触れ合いを軸に
農業体験では、参加者は5月に田植え・作付けをしてから何度も畑を訪れ、草刈り・収穫などの作業をします。「参加者のほとんどが親子で、小さな子どもにとって自然に触れることは良いことなので、始めてよかったなと思いますね」とほほ笑む石塚さん。子どもたちが泥んこになりながらも目を輝かせているのが印象的だったといいます。
コロナ禍で活動がスタートした昨年の農業体験ですが、作業を田んぼと畑の二手に分けるなどして密を避け、工夫して活動していたといいます。「収穫まで無事にできて一安心です。来年はさらに多くの方が体験できるようにしたいですね」。
今後は農業体験に加え、さまざまな学びのプログラムを考え、さらに地域を活性化させたいと話す石塚さん。多くの人に面白そうだと思わせる内容に仕上げ、地域内外から参加者を呼び込む予定です。「星空観察会や薬膳料理教室など、温めているアイデアはたくさんあります。ぜひ参加して、城島の魅力を目一杯に感じてみてください」と呼び掛けます。

問合せ:城島公民館
【電話】55-1525

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