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自治体の皆さまへ

特集 わたしがわたしであるために(1)

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三重県四日市市

誰もが暮らしやすい社会へ ―性の多様性―

世の中には男性と女性がいて、男性は男性らしく、女性は女性らしく振る舞い、異性を好きになること。これが「普通」と考えていませんか。

誰が作ったのか分からない「普通」の枠に収まっていることが「当たり前」の世の中。
世の中にはいろいろな人がいて一人ひとり違うのに、「普通」の枠から出た人に悲しい言葉をぶつけるなど差別や偏見があるのも現状です。
大切なのは、そんな課題に対して「自分には関係ない」と思わないこと。
今回の特集では、誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて、「性の多様性」を考えます。

■“わたし”は何者?
人は、どんな自分でありたいか、どんな人を好きになるかなどそれぞれ違います。これは、私たちが男性・女性という「からだの性」だけで二分されるのではなく、自分の性をどう認識するかという「性自認」やどんな風に恋愛感情を抱くかという「好きになる性」が人によって違うからです。

▽からだの性
生まれてきたときに性染色体・性器などによって判断された性

▽表現する性
言葉遣いや髪型、服装など自分をどのように表現するか

▽性的指向(好きになる性)
恋愛対象が主にどの性別かということ

▽性自認
自身が自分の性別のことをどのように考えているか

上記のような要素の組み合わせで、さまざまな性のあり方が存在します。近年、「LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)」という言葉を聞くようになりました。LGBTとは、次の言葉の頭文字をとった言葉で、性的少数者(性的マイノリティ)の総称として用いられることもあります。

▽レズビアン Lesbian
女性に対して恋愛感情を抱く女性

▽ゲイ Gay
男性に対して恋愛感情を抱く男性

▽バイセクシュアル Bisexual
男性、女性の両方に恋愛感情を抱く人

▽トランスジェンダー Transgender
からだの性に違和感を持つ人

※LGBT以外にも、さまざまな性のあり方があります

■あなたも何かのマイノリティかも
LGBTを含む性的マイノリティに該当する人の割合は、調査によってばらつきがあるものの、およそ10人に1人*が該当するといわれています。これは左利きの人や血液型がAB型の人の割合とほぼ一緒であり、性に限らず、誰もが何かのマイノリティになりえるのです。
*博報堂DYグループ(株)LGBT総合研究所(2019)、電通ダイバーシティ・ラボ(2018)、日本労働組合総連合会(2016)の調査による

■性のあり方はグラデーション
下の図で、あなたが当てはまると思った場所に丸をしてみてください。あなたの位置はどこですか。この位置は100人いれば100通りあります。一人ひとり顔や性格が違うように、性のあり方は人によりさまざまで、男性・女性とはっきり分けられるとは限りません。男性と女性が地続きのグラデーションであるならば、「どこからが男性で、どこからが女性」と、簡単に言い切ることができるでしょうか。

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