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子育てコラム

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北海道東神楽町

◆すまいるキッズクラブ中央
今回は、昨年のコラムの中で少し紹介させていただいた『すまいるキッズクラブ中央』について、さらに詳しくお話させていただきます。『すまいるキッズクラブ中央』は、令和元年6月に開設し、令和2年4月より本格的な運営を開始しました。現在は、東神楽小学校と志比内小学校の児童8名と、東神楽中学校の生徒数名が利用しています。
子どもたちと生活し、子どもたちを支援するにあたって、次の5つの柱を大切にしています。
(1)基本的生活習慣を整え、『1人でできる』を増やす
(2)自発的に学習する習慣を身に付け、『できる喜び』を積み重ねる
(3)集団生活のルールを大切にし、友だちや仲間と活動する喜びを知る
(4)学校や家庭で体験できないことを体験し、経験値を高める
(5)家庭、学校など、子どもたちが関係する人や機関との連携を密にする

5つの柱について、これまでの活動や成果などを簡単に紹介させていただきます。
(1)基本的な生活習慣
1つ目の基本的な生活習慣では、あいさつや返事を大切にしています。例えば、入所当初多くの児童が『うなずき』や『首振り』で返事をしていましたが、大きな声で『はい』と返事をできることが増えてきました。また、『自分のことは自分でする』ことも大切にしています。脱いだ服やエプロンはきちんとたたむ、食べ終えたお弁当箱は自分で洗う、などです。当たり前のことを当たり前に積み重ね、『1人でできる』を増やしてほしいと願っております。

(2)学習習慣
当クラブでは、個別の課題に沿って、市販の教材や個々に合わせたプリント、タブレット端末などを使って毎日1~2時間欠かさず学習をしています。先日、学校から持ち帰った漢字プリントで10問も書けていなかった児童が、25問の漢字テストで全問正解の100点満点を取ってきた時には、みんなで喜び合いました。

(3)集団生活
子どもたちが日々集団で生活する以上、ちょっとしたいざこざや意地悪などはあります。その都度、全員で約束ごとやルールを確認し合って解決しています。一人一人の中に優しい心・温かい心が日々育っていて、助け合いや譲り合い、一緒に過ごす喜びを感じるなどうれしい場面が見られると幸せな気持ちになります。

(4)体験活動の充実
体験活動は、最も重要視している活動の1つです。月1回の行事では、サイクリング、義経桜太鼓体験、サップ・バブルボール体験、わかさぎ釣りなど、いろいろな活動を行っています。創作活動では、テーブル、食品サンプル、紙すき、エプロンなど、いずれも本格的な機械や道具を使ってさまざまな物を制作しています。月に1、2回実施する調理活動では、粉から作るパン、ピザ、うどん、ラーメン、スパゲティなどを作ったり、もちつきやそば打ちをして自分たちの昼食としたり、いろいろな方々にふるまったりしました。

(5)関係諸機関との連携
当クラブに限らず、子どもたちに関わるすべての人たちが連携し、支援していくことは必要不可欠です。私事で恐縮ですが、私は2年前の3月に北海道に移住してきて、東神楽町の子ども支援に携わらせていただき1年9か月になります。東神楽町は、町全体で一人一人の子どもたちを大切にし、町の人たちみんなで子どもたちを育んでいる印象を強く感じています。『すまいるキッズクラブ』も、町の子ども支援の一端を担い、1人でも多くの子どもたちが利用してくれることを願っています。
また、子どもたちが『今日に満足し、明日を楽しみにする』そんな『豊かな生活』を積み重ねていける場であることを目指していきたいと考えています。

話を聞かせてくれたのは…
すまいるキッズクラブ中央 マネージャー 小林孝之さん

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