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自治体の皆さまへ

「災害に強いまち」にするための取り組みを紹介します

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熊本県熊本市

◆“みんなで備える流域治水”を進めます
近年、想定を上回る規模の洪水が発生しています。流域治水とは、水害を軽減させるため、河川の流域全体のあらゆる関係者(国、県、市、企業、住民等)が協力して、洪水にならないように取り組むことです。本市では、以下の支援を行っています。

▽雨水浸透ます設置補助金
家の新築、購入、リフォーム等や現在お住まいの住宅に雨水浸透ますを設置する際の一部補助
※本紙7ページ参照。

▽土砂災害移転促進事業
土砂災害特別警戒区域内に居住する住民の住宅移転に伴う移転経費の一部補助

▽がけ地近接等危険住宅移転事業
災害危険区域等の区域内に居住する住民の住宅移転に伴う移転経費の一部補助

▽まちなか再生プロジェクト
中心市街地で一定規模のにぎわい施設等を建築することを要件に、解体から建て替えに係る費用を一部補助
※水害時でも建物の機能が確保されるよう、電気施設等の浸水対策を図ることを条件の一つとしています。

◆防災指針について(熊本市立地適正化計画)
本市では、現在の暮らしやすさを、人口減少・超高齢社会においても維持するため、住宅や日常生活に必要な施設を誘導する区域等を示した「立地適正化計画」を策定しており、地域の災害リスクを明らかにし、防災の視点も取り入れたまちづくりを進めるための取り組み方針等を「防災指針」として取りまとめています(令和3年3月)。
この機会にお住まいの地域の災害リスクを確認し、今後とるべき行動や取り組みの検討に活用ください。

◆都市計画法改正に伴い開発許可が厳格化されます
本市では、市街化調整区域でも住宅等の開発や建築が可能となる集落内開発制度指定区域の指定を行っていますが、近年の頻発・激甚化する災害を踏まえ都市計画法では、集落内開発制度指定区域等での住宅等の開発許可が厳格化されました(令和4年4月1日施行)。
同一都市計画区域での整合を図るため、具体的な取り扱いについては調整中です。
なお、ハザードマップ等で建築場所の災害リスクを確認できます。

◆がけ地・斜面の異常をお知らせください!
本市の「がけ地や斜面の異常」に関する情報を市公式LINEで通報できます。自宅の周り等でがけ地や斜面の異常などを発見した場合は、協力をお願いします。
※LINEアプリの位置情報機能を利用して場所を特定するため、発見場所で通報してください。

問い合わせ:
都市政策課【電話】096-328-2502
開発指導課【電話】096-328-2507
河川課【電話】096-328-2571

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