熱中症は、梅雨明けで急に蒸し暑くなる7月から8月に多発する傾向にあり、体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こります。令和3年(2021年)都道府県別人口10万人当たりの救急搬送者数は、鹿児島県が最も多く、次いで鳥取県、高知県、熊本県の順位になっています。
◆暑さを避けましょう
エアコン使用中もこまめに換気しましょう。
・エアコンの温度をこまめに設定する
・扇風機や換気扇を併用する
・窓とドアなど2か所を開ける
外出は暑い日や暑い時間帯を避ける
・涼しい服装で日傘や帽子も忘れずに
◆適宜マスクを外しましょう
気温・湿度の高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなります。
・マスクを着用している時は、負担のかかる運動や作業を避ける
・屋外で人と2m以上離れている時には、マスクを外す
◆日頃から暑さに備えた体力づくりと体調管理をしましょう
・暑くなり始めの時期から、無理のない範囲で適度に運動する
・定時の体温測定と健康チェックは、熱中症予防に有効です
・体調が悪いときは、無理せず自宅で静養を!
◆こまめに水分を補給しましょう(食事以外で1日1.2リットルが目安です)
・のどが渇いたと感じる前に水分補給を心がける
・たくさん汗をかいた時には、スポーツドリンクやあめなどで塩分補給も忘れずに!
◆熱中症かなと思ったら…
・涼しい場所へ移動し、服をゆるめ体を冷やす。水分を自分で飲める状態であれば、水分・塩分を取る
・症状が良くならない場合は、医療機関を受診する
・呼びかけに応じない場合などは、救急車を呼ぶ
◆「熱中症警戒アラート」を活用しましょう
環境省熱中症予防情報サイトでは、熱中症のかかりやすさを示す「暑さ指数(WBGT)」の情報提供を行っています。
都道府県内のどこかで暑さ指数の予測値が33以上の場合、熱中症の危険性が極めて高いと予測され、「熱中症警戒アラート」が前日午後5時ごろと当日午前5時に発表されます。適切な熱中症予防行動をとりましょう。
▽熱中症警戒アラートや暑さ指数の入手方法
環境省熱中症予防情報サイトのメール通信サービスに登録し、簡単に入手できます。
詳しくは、環境省ホームページへ。
「環境省 熱中症」検索
問い合わせ:健康づくり推進課
【電話】096-361-2145
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