Funehiki High School News vol.184
■ATTENTION!~がんばる船高生~第64回
○家庭クラブ 岡田香央里(かおり)さん・浦山心(こころ)さん
本校の家庭クラブは、地域活性化の取り組みやたむら支援学校との交流会などさまざまな活動に精力的に取り組んでいます。今回はその中心となり活躍する岡田香央里さん(2年 大越中)と浦山心さん(2年 常葉中)に話を聞きました。
Q:家庭クラブでの取り組みについて教えてください。
岡田さん・浦山さん:昨年度、市役所、都路町商工会、みやこじスイーツゆいの皆さんにご協力をいただき、菊芋スイーツ「ふわっテラ」を開発しました。これは、地域の宝物を共有し、地域での役割を学び、地域に誇りを持つことを目的とする「えがお田村プロジェクト」事業によるものです。今年度は、たむら支援学校高等部による菊芋を使った焼菓子づくりにも参画し、「ふわっテラ」の魅力を発信したいと考えています。本校の公開文化祭では「ふわっテラ」の販売とハンドメイドのポーチ製作教室を開催しました。
Q:今年9月に開催された県南地区家庭クラブ研究発表大会について、教えてください。
岡田さん:私たちの取り組みとその成果について発表をしました。「ふわっテラ」の商品開発から完成までの取り組みや、たむら支援学校との協働の取り組みに私たちの経験を生かすことについて発表してきました。その成果として県南地区家庭クラブ連盟研究発表大会学校家庭クラブ活動の部「優秀」をいただきました。
Q:研究発表大会で他校の発表を見て、どのような感想を持ちましたか。
浦山さん:各学校の発表内容はどれも大変素晴らしく、特に、小野高校の発表が印象に残っています。小野こまちロードレースというマラソン大会に参加する人たちに地元をPRする「のりノリ緒結び」というお弁当を提供する活動は、地域の方々の要望や依頼に応えながら、家庭クラブとして幅広い活動に取り組んでおり、私たちにとっても勉強になるところがたくさんありました。
Q:今後の活動について、教えてください。
岡田さん・浦山さん:12月には、たむら支援学校との今年度2回目の交流会があり、たむら支援学校で商品化する焼菓子のラッピングとして使用する水引を一緒に作りますので、機会があれば手に取ってご覧ください。その他にも、雑巾を縫いためており、季節の飾りやメッセージカードと一緒に近隣の高齢者施設に届けたいと考えています。今後も地域に根差した船引高校家庭クラブの活動に一生懸命取り組んでいきたいと思います。
■修学旅行に行ってきました!
10月26日から29日に、2学年が修学旅行に行ってきました。人と防災未来センター(神戸市)や東大寺(奈良市)などの見学では防災や歴史についての学びを深め、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)では大いに楽しみ、充実した思い出をつくることができました。
○生徒たちの感想
「関西の人たちの温かさや喋り方、人との接し方が東北とはまた違った良さがありました。関西の人の温かさは一生忘れることがないと思います。」
「修学旅行では、自分の住む日本の文化と歴史の素晴らしさやそれを支える人たちの温かみについて感じることができました。今回学んだことをきっかけに、これからも一層日本の文化や歴史に興味を持っていきたいと思います。」
問合せ:福島県立船引高等学校
【電話】0247-82-1511【FAX】0247-82-5233【HP】https://funehiki-h.fcs.ed.jp【E-mail】funehiki-h@fcs.ed.jp
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