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自治体の皆さまへ

みんなで支える国民健康保険

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兵庫県赤穂市

~一人一人の健康管理で医療費を大切に~
国民健康保険(国保)は、加入者の皆さまが病気やけがをされたとき、安心して医療を受けられるように、収入に応じて保険税を負担していただき、必要な費用に充てる制度です。
国保制度は、加入者に納めていただく保険税と、県からの支出金などで運営しています。急速な高齢化の進展、生活習慣病の増加や医療技術の高度化などにより医療費が増加し保険給付費が膨らむ一方で、保険税収入は依然として伸び悩んでおり、国保財政は厳しい状況にあります。

■本市の国保の状況は
―令和2年度の医療費は、約42億5千万円―
国保加入者(被保険者)が病気やけがで医療機関にかかった総医療費は、加入者数の減少などに伴い、令和元年度に比べ減少しています。

■一人当たりの医療費
令和2年度の被保険者一人当たりの医療費(療養費含む)は、44万1,403円で令和元年度に比べ7,401円減少していますが、兵庫県内の市平均38万8,732円に比べ5万2,671円高くなっています。(図1)
一方、保険税は、介護納付金分と合わせて、一人当たり85,454円となっています。(図2)

国保1人当たり医療費の比較(令和2年度) (図1)

国保1人当たり医療費と保険税の推移 (図2)

■令和4年度の保険税率等は据え置きました
令和4年度の保険税については、被保険者間の保険税負担の公平性を確保する観点から、課税限度額を国の法令で定められている額まで引き上げ、財政調整基金の繰入れによりその他の税率は据え置きました。
また、子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、未就学児(6歳に達する日以後の最初の3月31日までの被保険者)の均等割額の5割を軽減します。
医療費が増えると保険税も高くなります。そうならないためにも日頃から健康づくりを心がけましょう。

令和4年度の保険税率等

■医療機関の適正受診にご協力ください
医療機関を利用するときは、次の点に注意して上手に受診しましょう。

(1)かかりつけ医(ホームドクター)を持ちましょう
気になる症状があれば、まずはかかりつけ医を受診しましょう。

(2)はしご受診はやめましょう
同じ病気で複数の医療機関にかかる「はしご受診」は、度重なる検査や投薬などにより体に悪影響を与えてしまうおそれがあります。

(3)やむを得ない場合を除き時間外受診は控えましょう
休日・夜間診療は割増料金となり、自己負担も大きくなります。

(4)お薬手帳を活用しましょう
薬の飲み合わせによって、副作用が生じる場合があります。受診の際は「お薬手帳」を持参して服用中の薬を医師や薬剤師に伝えましょう。お薬手帳が複数あると、薬の重複をチェックできないため、必ず1冊にまとめましょう。

(5)薬がたくさん余っていませんか
飲み忘れなどにより薬が残ったら、かかりつけの薬局や薬剤師に相談しましょう。再び使える薬については、有効活用して薬代を削減できる場合があります。

問い合わせ先:医療介護課国保年金係
【電話】43・6813【FAX】43・6892

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