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令和3年度 市長施政方針(2)

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島根県出雲市

◇4「デジタルファーストの推進」
コロナ禍は、期せずして我が国のデジタル化の遅れを顕在化させ、また一方で、その推進を強く後押しする形となりました。
デジタル技術の活用は、急速に変化する環境に対応し、さまざまな課題の解決を図ると同時に、新たな価値を創造するための手法として期待されています。
本市では、「出雲市デジタルファースト推進計画」に基づき、市民サービスの向上や産業振興を図り、誰もがデジタル技術を簡単に利用できる環境づくりに努め、持続可能な都市づくりを進めてまいります。
また、高度な知見を有する外部専門人材をDX(デジタルトランスフォーメーション)アドバイザーとして登用し、本市のデジタルファーストを強力に推進してまいります。
一方、通信事業者等では、既に5G(第5世代移動通信システム)に続く次世代通信サービス6Gの研究開発が進められています。さまざまな可能性を秘めている、こうした新たな技術にも着目し、その活用を展望してまいります。
これまで申し述べた取組の推進や本市が抱えるさまざまな課題の解決は、行政のみでなし得ることではありません。私は、今回の選挙を通して、多くの企業経営者や起業家と出会い、あらためて民間の活力を感じることができました。こうした民間の力を引き出し、市民、事業者、行政の英知を結集して、官民連携のもと、市政を『前へ』進めてまいります。

以下、「出雲未来図」に掲げる4つの戦略プロジェクトに沿って、主要施策・主要事業を説明します。

■3.主要施策・主要事業
◆1 雇用創出2,500人プロジェクト
(1)商工業
◇中小・小規模企業への支援
・業務の効率化や売上拡大、商品力・商談力向上への支援
・学術・研究機関との連携機会の創出
・出雲ブランド商品の認定と情報発信
・事業承継・創業への支援

◇地域商業の再生・活性化
・空き店舗を活用した開業や中心商店街などの賑わい創出を支援
・中心市街地の活性化に向けた取組

◇企業誘致
・多種多様な業種の誘致
・空き校舎を活用したサテライトオフィスの整備
・新工業団地の整備

◇人材確保対策
・県外進学者やUIターン者の市内企業への就職支援
・外国人住民の市内企業等への就労支援

(2)農林水産業
◇売れるものづくりの推進
・市場評価の高い、ぶどう、柿、菌床しいたけ、いちじく等の生産拡大に向けた新規就農者等への支援
・出雲農業未来の懸け橋事業や新出雲農業チャレンジ事業による産地の維持・拡大、担い手育成、中山間地域農業への支援、スマート農業の普及の取組
・全国和牛能力共進会に向けた候補牛の育成支援

◇農村の環境保全
・中山間地域等直接支払制度等を活用した地域の共同活動の支援
・「人・農地プラン」に基づく農地の集積や遊休農地の活用、耕作放棄地の発生防止の取組

◇農業基盤整備
・宍道湖西岸地区国営農地再編整備事業及び長浜園地区県営ほ場整備事業の推進
・ため池等の農業用施設の長寿命化や防災・減災事業の実施

◇林業振興
・「新たな森林管理システム」による森林施業の集約化の取組
・市民参加型の森林整備や循環型林業によるゼロカーボン推進のため、市内産木材の生産拡大と再造林を支援

◇有害鳥獣の被害対策
・イノシシ捕獲檻の増設による捕獲の強化
・侵入防止柵等の設置による被害防止の取組を支援

◇水産業振興
・漁業者による資源回復やブランド化等の取組を支援
・水産物消費の拡大のため、出雲の海の魅力を発信
・市管理漁港等の保全工事の推進

◆2 定住人口キープ17万人プロジェクト
◇定住促進
・移住・定住促進住まいづくり助成による新婚世帯や子育て世帯等の移住・定住支援
・Iターンする独身女性への支援や「出雲暮らし」の情報発信
・UIターン相談会等への参加やオンライン相談会の実施による移住促進

◇未婚化・晩婚化対策
・出会いの場イベントや支援セミナー等の開催

◇出雲の魅力発信
・インターネット広告を活用した縁結びプロモーション事業の実施
・ふるさと応援寄附の返礼品の拡充による出雲ファンの獲得

◇多文化共生社会の実現
・多言語による情報提供や「やさしい日本語」での地域交流促進
・外国にルーツのある子どもたちが多様な進路選択ができるように取組を実施

◇コミュニティ活動の推進
・専門家と連携した自治会づくりへの支援
・コミュニティセンターの機能の充実

◇空き家対策
・民間との連携による空き家の発生予防、適正管理及び利活用の取組
・第2期出雲市空家等対策計画の策定
・老朽危険空き家除却支援事業による安全・安心な生活環境の整備推進

◇公共交通ネットワーク
・総合交通戦略である「出雲市地域公共交通計画」の策定

◆3 交流人口1,200万人プロジェクト
(1)観光誘客・交流
◇戦略的な情報発信
・動画やSNSを活用したデジタルマーケティングの実施

◇周遊滞在型観光の推進
・宿泊機能の強化や滞在型プログラムの開発
・出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」による周遊プランの充実

◇出雲の魅力の活用
・国立公園満喫プロジェクト、日本遺産、ジオパークを生かした新たな体験プログラムの造成
・「日本ジオパーク全国大会」の開催
・国が全国各地で展開する大型プロジェクト「日本博」への参画
・ポストコロナを見据えた海外への誘客プロモーションの実施

◇文化財の保護・活用
・重要文化財旧大社駅本屋の保存修理工事の実施
・田儀櫻井家たたら製鉄遺跡の越堂たたら跡現地整備の実施
・荒神谷遺跡復元整備地の整備改修の実施
・出雲国山陰道跡の保存活用計画の策定

◇広域連携の推進
・中海・宍道湖・大山圏域をはじめとする近隣自治体との連携事業の実施
・岡山県津山市及び長崎県諫早市との友好交流40周年記念事業の実施

(2)広域交通ネットワーク
◇空路・新幹線
・出雲縁結び空港の就航路線の定着化・利用促進
・空港の機能強化に向けた関係機関への働きかけ
・新幹線整備計画路線への格上げに向けた取組

◇高速道路、国道・県道
・山陰道出雲・湖陵道路、湖陵・多伎道路の早期完成や出雲バイパス全線4車線化の早期事業化に向けた国への要請
・境港出雲道路全体の整備計画と整備方針の明確化に向けた国・県への働きかけ

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