◆子どもへの体罰は法律で禁止されています
次の項目はすべて「体罰」となります。
・叩く・蹴る
・罰として長時間の正座を強いる
・閉じ込める
・無視する
・きょうだいと比べてけなす、差別する
・宿題をしなかった、言うことを聞かなかったから食事を与えない など
◆なぜ体罰はいけないのか
体罰が繰り返されると、子どもの心身の成長・発達にさまざまな悪影響が生じる可能性があるということが、科学的に明らかになっています。
◆しつけと体罰の違いとは
しつけとは、子どもの人格や才能などを伸ばし、自立した社会生活を送れるようにサポートしていくことです。
叩くなどの体罰ではなく、どうすればよいのかを言葉や手本を示すなど、子どもが理解できる方法で伝える必要があります。
◆自分の気持ちに気づき認める
子育て中、否定的な感情が生じたときは、まずその気持ちに気づき、自分自身で認めることが大切です。
自分の時間や心に余裕がないときは、深呼吸して気持ちを落ち着ける、その場を少し離れるなどの気分転換を図りましょう。
●子どもとのかかわり方を工夫しよう
1.子どもの気持ちや考えに耳を傾ける
2.「いうことを聞かない」にもいろいろあることを察する
3.子どもの成長・発達によっても異なることを理解する
4.子どもの状況に応じて身の回りの環境を整える
5.注意の方法を変えるなど、子どものやる気に働きかける
6.肯定文で分かりやすく、時には一緒にお手本に
7.良いこと、できていることを具体的にほめる
▽地域の人も協力を
子育て中の保護者が孤立しないように、声かけなどサポートしましょう。
●相談窓口
・大村市こども家庭課【電話】54・9100
・大村市児童虐待専用通報ダイヤル(8時30分~22時※年末年始除く)【電話】54・5868
・児童相談所虐待対応ダイヤル(24時間対応)【電話】189
<この記事についてアンケートにご協力ください。>