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長崎県大村市

『口臭 気になりませんか?』

たなか歯科クリニック 院長 田中一生先生

現在、世界はコロナ禍により、マスク社会となっております。その中で今、口臭について注目されております。
口臭の原因は大きく分けて「生理的な口臭」と「病的な口臭」の2つがあります。
「生理的な口臭」は、起床時・空腹時・緊張時をはじめ、食べ物やアルコール、タバコなどが原因で起こります。
食べ物などは物理的な原因ですが、起床時・空腹時・緊張時などになぜ口臭が発生するのでしょうか。キーワードは「唾液」です。唾液には、自浄作用というのがあり、口腔内の細菌の増殖を抑えることで口臭を防いだり、むし歯、歯周病などを防いだりするなどの効果があります。
また、1日の中で一番口臭が強いのは朝起きたときです。寝ているときに口内細菌が増殖してしまうためです。寝ている間は、口が動いていないので、唾液量が減ります。その影響で朝、口臭が発生しやすくなります。そして、ご飯の前の空腹時にも唾液の量が減るので、口臭がだんだん強くなっていきます。このように1日の中で口臭の変化はかなりあることがわかります。どんなときに自分の口臭を気にするのか、または指摘されたかなどを知ることは、口臭対策・治療を的確に行うために必要となります。
次に「病的な口臭」は、大きく分けて2つの原因があります。一つは、口の中です。歯周病や、進行したむし歯があったり、食べカスが放置されたり、舌の汚れがあるという場合と、もう一つは、そのほかの病気で、糖尿病・副鼻くう炎や、へんとう炎などがあります。考えられる種類は多いのですが、歯周病や進行したむし歯などの口の中の原因が9割以上を占めています。
口臭予防としてまず一番は、歯磨きをきちんと行って、においの原因になるプラークを確実に取り除くことが大事です。また、歯周病や、むし歯などの治療を行うのも効果的でしょう。さらに、舌苔(ぜったい)がついている人は、「舌ブラシ」を使って舌の清掃を行うとよいでしょう。
ただし、舌はデリケートな部分なので、必ず、注意事項を守ってください。また、舌苔を落とすうがい薬などもあるので、適宜使ってもらえればと思います。それに加えて、唾液を出すマッサージで口臭を予防することも有効です。

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