夏休み明けは子どものSOSを見逃さない!!9月10日~16日は自殺予防週間
長い夏休みが終わり、生活リズムが変わると、子どもたちは大きなプレッシャーや精神的な心の揺れが生じやすくなります。
1年のなかで、学校の長期休業明け直後は18歳以下の自殺者が増える傾向があります(平成27年版自殺対策白書)。
◆こころのSOSサインに気づく
▽睡眠
・なかなか寝つけない
・朝起きられない
・寝すぎる
▽食欲
・食欲がない、逆に食べすぎる
・体重を気にする
▽体調
・元気がない
・腹痛や頭痛、めまいを訴える
▽行動
・学校に行きたがらない
・身だしなみに構わなくなった
・友達と遊ばなくなった
・あいさつをしなくなった
・無口になった
◆子どものこころと向き合う
○まず話を聞いてみる
「病院に行こう」と言うよりも、不安な気持ちを聴く。
○話を聞くときのポイント
「~すべき」「~してほしい」は、脇におく。子どもの考えを聴く。
○避けたいこと
腕組みをして聞く。無理に話をさせる。「なぜなんだ」と原因を追究する。
こころが落ち込んでいる自分について話すことは、とても勇気のいることです。大人への反抗心から自分の思いを話さないことも。ときには体を傷つけることで、こころの痛みを自分でコントロールできる体の痛みに置きかえて、辛い気持ちをやわらげようとすることがあります。
→国保けんこう課(内線140)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>