■国際交流・教育で勝山から福井を元気に!
えんフレンズの皆さん(ヘネシー絵美(えみ)さん、藤堂 智江(とうどうともえ)さん、前田 恵里(まえだえり)さん)
◇「えん」に込められた想い
・円(優しく、他を受け入れる)
・炎(情熱的に何事にもチャレンジ)
・縁(出会い、チャンスを活かす)
・援(助け合い、仲間と成長)
・enjoy(人生を楽しむ)
4月30日、子どもたちが共通語である英語を使って様々な国の方々と交流するイベント「国際交流デイキャンプ」が教育会館と中央公園を会場に行われました。
このイベントを企画したのは、今年の2月に活動を開始した任意団体「えんフレンズ」です。
えんフレンズは、2020年に勝山市に移住されたヘネシー絵美さん他2人を中心に、国際交流・教育を通して、世界と繋がるひとやまちづくりを目指す団体です。
メンバーの3人は、これまで、企業のグローバル人材育成や政府の青少年国際交流プログラムの開発、英会話・日本語カフェ、留学生のサポートなど、それぞれが仕事や地域活動を通して国際交流・教育に携わってこられ、その経験や人脈を活かしながら、3つの事業を柱に活動を計画されています。
一つ目の事業は「人材育成事業」です。団体として初めて企画した国際交流デイキャンプもその一環で、ヘネシーさんは「この年代の子どもたちには、楽しく異なる言語や文化に触れ、体験することで、世界をより身近に感じて興味を持ってもらいたいです。また、小学校から始まる英語学習への抵抗も減らせたらと思います。」と話されていました。今後も継続的にイベントの実施を予定され、宿泊を伴ったプログラムも構想されています。
2つ目の事業は「留学や訪日外国人のサポート事業」です。異文化交流を楽しみたい方のサポートや勝山を訪れる外国の方に勝山の魅力を知ってもらえるようなインバウンドの活動を計画されています。
3つ目の事業は、市内の学校と海外の学校との交流を企画・実施する「国際教育のコーディネーション事業」です。市内の全小中学校がユネスコスクールに登録されている勝山だからこそできる活動を、勝山のニーズに合わせて企画・提案していきたいと話されていました。
えんフレンズの活動は、勝山の子どもたちの成長や地域の魅力をアップさせるだけでなく、交流する方々による情報発信によって、観光誘客や子育て世帯の移住などにも繋がることに期待がふくらみます。
えんフレンズへのお問合せ・相談はこちら(紙面参照)
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