心が疲れ切っている人に「相談してね」と伝えても、その気力がないことが多いです。そんなときは、周りの人が気づき、耳を傾け、つなぎ、見守る必要があります。
■気づく
相手の顔色、表情、言葉数、声、反応などから、いつもと違うことに気づくことがあります。あなたの「あれ?」という感覚を大切にしてください。
■耳を傾ける
気づいたとき、まずは、相手の思いに耳を傾けましょう。しんどさや不安に共感することで、心が軽くなります。焦って解決策を見つけようとしたり、極端に励ましたりすることは逆効果です。相手のペースで話してもらいましょう。
■つなげる
あなた一人で抱えきれない場合は、専門の窓口へつなぎましょう。相談先の担当者へつないだり、窓口に付き添ったりすることも有効です。
■見守る
つないだあとも、見守り、声をかけましょう。あいさつだけでも大丈夫です。それだけで「自分は一人ではないんだ」と安心することができます。
どうしたらよいかわからないときは、保健センターに相談してください。一緒に支援方法を考えましょう。
問合せ:保健センター
【電話】52・2188
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