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特集 ハート・デザイン 〜ユニバーサルマナーとこころのバリアフリー〜(4)

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静岡県島田市

■笑い(わらい)Warai 向き合い寄り添う心遣い

▽障害の有無に関わらず、その人らしさを認め合いながら共に生きる社会(共生社会)の実現を目指す「障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)」が2016年に施行されてから、6年が経った。昨年には改正法が可決され、障害者の社会的障壁(バリア)を取り除くために妥当な範囲で対応に努める「合理的配慮」の提供が、地方公共団体に加えて民間企業においても、2024年までに義務化される。
日本の公共施設や交通機関は、バリアフリー化が欧米よりも進んでいるといわれる。「独りで大丈夫」な環境は、図らずも無関心を生む。一方で、助けて「あげよう」と、障害者のニーズより過剰に関わる人も少なくない。当事者との、アンバランスな関わりが露呈する。
福祉とは、施しではなく参加。助けるから手伝う、そして寄り添うへ。適度なコミュニケーションが、共生をより自然なものにする。

▽健常者の12%が、障害者を前にすると、どう接したらよいか分からないと感じる(※4)。しかし、関われないと決めつける前に、「どうすれば寄り添えるか」を想像しなければ、多様性は言葉だけに終わる。
コミュニケーションは、初めから100点でなくていい。予定調和な展開になるとも限らない。相手に合わせるのではなく、相手を知ろうと歩み寄る姿勢さえあれば、互いに心地いいはずだ。
「何かお手伝いできることはありますか?」向き合い続ければ、どんな障壁もいつか打ち消される。ユニバーサルマナーの実践は、未来の自分が受け取る心遣いでもある。
誰かの視点を想像し寄り添う行動は、その誰かの世界をきっと変える。難しいことは抜きにして、一緒に笑えるまちへ。こころのバリアフリーさえあれば、ワクワクは無限に広がっていく。
デザインの語源は、問題解決の術(すべ)。ハート・デザインで、この社会はより温かくなる。
※4)平成29年度障害者に関する世論調査(内閣府)
※バリアフリーてけてけ隊や島田市障がい者福祉連絡会などの詳細は、QR(本紙掲載)からホームページで。

▽何かお手伝いできることはありますか?

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