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きらりとちぎ人

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栃木県栃木市

NPO法人蔵の街遊覧船 船頭
大柿真理子(おおがきまりこ)さん

巴波川を行き交う舟と、春から初夏にかけて1151匹の鯉のぼりが泳ぐ「うずまの鯉のぼり」は蔵の街の風物詩。しかし今、コロナ禍による異変が起きていると言います。若手の船頭のお一人である大柿さんにお話を伺いました。

■子どもの頃の栃木の思い出
「生まれも育ちも栃木市です」という大柿さん。「子どもの頃は、親に連れられて電車に乗って(栃木の)駅前に来るのが楽しくて…。それから巴波川を眺めて帰る、という思い出がずっと頭の中に続いています。」そんな大柿さんが船頭になったきっかけは、市内のスーパでたまたま手に取ったフリーペーパーでした。「地元に貢献してみませんか?」と書かれた遊覧船の船頭の募集広告を見て「ビビビときて、電話をかけました(笑)。」
船頭になるためには『操船技術』と、お客様をご案内する『口上』、そして『船頭唄』の三拍子揃える必要があるといいます。そのための研修期間は人それぞれだそうですが、大柿さんは4か月の研修を経て合格。令和元年の6月に船頭としてデビューしました。

■船頭唄を歌うことが楽しい
「もともと歌うことが好き」という大柿さん。最初は緊張や恥ずかしさがあった口上や船頭唄も「回を重ねるごとに気持ちよさに変わってきました(笑)。」Uターンなどの操船技術に苦労することもあるそうですが、「遠方から来たお客様に『またぜひ乗船したい』と声をかけていただけた時が、一番嬉しいです。」

■未来へつなげる「鯉のぼりファンディング」
鯉のぼりの時期は「特別感」があると大柿さんは言います。「乗船された方にしか味わえない景色。頭上に鯉のぼり、水面に映る鯉のぼり、水中には本物の鯉。『三段重ねの鯉』です」。今、その「うずまの鯉のぼり」が存続の危機を迎えています。コロナ禍により遊覧船はたびたび運休を余儀なくされ、観光客も激減。傷んだ鯉のぼりを買い替えるための積み立ても枯渇しました。「もう続けられない」と関係者が気を落とす中、存続を期待する声に応えて始まったのが「鯉のぼりファンディング」。寄附一口2千円につき乗船券1枚を返礼、3月からの「うずまの鯉のぼり」の資金となります。「市内の方ですと、実際に乗ってみたことがない方もいらっしゃると思います。ぜひ鯉のぼりファンディングにご協力いただいて、そして実際に乗船していただけると嬉しいです。」

▽蔵の街遊覧船ホームページ
(鯉のぼりファンディング情報あり。船頭の募集も)
※二次元コードは本誌またはPDF版をご覧ください。

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