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「一人ひとりがまず一歩!」人権啓発シリーズ(3)

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滋賀県栗東市

「一人ひとりがまず一歩!」人権啓発シリーズ(3)
心豊かにたくましく生き抜く子どもの育成をめざして

本市では、「一人ひとりが互いの人権を尊重し合い、差別や偏見のない住みよいまち」を目指して、第五次輝く未来計画を策定し、「お互いを認め合う」「つながりを広げる」「学びを深める」という3点を推進しています。
「お互いに認め合うこと」は、「他人を大切にする気持ち」が必要不可欠です。「他人を大切にする気持ち」は「自分を大切にする」自尊感情から始まるとされています。
市では、校・園生活の中でその意識を持ち続けながら子どもたちと関わっています。

■治田小学校での取組み
児童一人ひとりが、やさしさを感じた時や見つけた時に書き記し、掲示した「やさしさの木」。壁一面に、やさしさがあふれています。

■栗東西中学校での取組み
栗東西中学校では、『好きです西中つながる学校』を学校スローガンに、人と人とが温かくつながる学校づくりを目指しています。一人ひとりがあらゆる差別をなくす行動につなげられるよう、3年間をとおして人権について考える学習「ヒューマンタイム」の取組みを進めています。また、ヒューマン実行委員が中心となって人権集会を行っています。
大宝西ふれあい解放文化祭では教員自らが、2年生の人権集会では生徒自らが、人権劇を毎年披露しています。「人と人とのつながり」を大切に、台本から演出・出演まですべて栗東西中学校の教員や生徒の手作りで、「ヒューマンタイムの代名詞」ともなっています。
また、栗東西中学校では、学習中や休み時間を問わず、学校生活全般で「人と人とのつながり」を大切にし、「自分と向き合う力」「自分を高める力」「他者とつながる力」という非認知能力を育む取組みを進めています。この取組みを自校だけでなく、校区内の校園にも啓発し、保幼小中が連携して非認知能力の育成を実践しています。
これからも栗東子育て教育Nextプロジェクトの考え方をとおして、市内各校園では、子どもたちが「自分は大切にされているんだ」と実感できる環境づくりに取り組んでいきます。
互いを認め合い、温かくつながれる栗東の子どもたちの育成を、教職員が一丸となって取り組み、市全体で子どもたちを支えていきます。

問合せ:学校教育課
【電話】551・0130【FAX】551・0149

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