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自治体の皆さまへ

わたしたちの健康

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埼玉県和光市

■年頭所感
朝霞地区医師会 会長 村山正昭(むらやままさあき)

新年あけましておめでとうございます。昨年も引き続き、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界規模の流行)に翻弄されました。このパンデミックにより、多くの方が親族や友人を亡くされました。新年ではありますが、改めてお悔やみを申し上げます。また、感染された方の中には後遺症に悩まれている方も少なからずおられます。さらに、直接感染しなくても今までの慣れ親しんできた人間関係、仕事をはじめとする社会生活を送れない為に、精神的に、また、経済的に多くの方が傷つき悩んでおられることと思います。
しかし、私たちは100年に1回とも言われる感染症のパンデミックを経験することによって、感染症は人が密集する所でり患しやすいこと、人が移動するとそれに伴い広がって行くことを再確認する事が出来ました。
感染症においては「り患予防・重症化予防にワクチン接種がいかに大切か」ということが、ワクチン接種が市民の方に十分行き渡る前後の感染状況の変化を比べれば、ご理解いただけると思います。全世界で新型コロナウイルス感染症に対する予防・治療に関する研究開発が行われてはいますが、今後どのようになって行くかは不明です。この感染症は、人類が自然界の出来事を理解するにはまだまだ力不足であることを、私たちに教えてくれているのかも知れません。
今、私たち医療界は皆さんと共に全力で新型コロナウイルスと戦っています。しかし、病気は新型コロナウイルスをはじめとする感染症だけではありません。この感染症の影響による健康診断受診者の減少、体調不良時での病院受診控えなどにより、がんをはじめとする悪性新生物、糖尿病・高血圧症等の、病気の発見や治療開始の遅れが起きています。また、医療機関でも新型コロナウイルス感染症の治療に病床を取られ、他の疾患の患者さんの入院が出来なかったり、手術の遅延・件数の減少が起きています。医療機関はさまざまな感染対策をして診療をしておりますので、健診や体調不良時の医療機関受診控えをなさらないよう、よろしくお願い申し上げます。
医師会では、一般診療の質を確保しつつ、新型コロナウイルスの感染予防・発見・治療に務め、また市民の皆さんの多くのストレスと向き合いながら、今年も活動しますのでよろしくお願い申し上げます。
本年がポストコロナの光が見える年となることを祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。

問合せ:朝霞地区医師会
【電話】464-4666

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