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自治体の皆さまへ

-特集-地域を支えるシルバー人材(1)

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鳥取県江府町

我が国において少子高齢化が進展し、総人口は2022年9月1日時点で、1億2,475万人となり、長期の人口減少過程に入っています。
65歳以上の高齢者人口は、3,627万人となり、「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には、3,677万1千人に達すると見込まれています。
こうした中で、生涯現役社会を実現するため、「働きたいと願う高齢者の就業率を高めていくこと」は重要であり、担い手であるシルバ一人材センターに向けられる地域社会の期待は一層大きなものになっています。
シルバ一人材センターは、「自主・自立、共働・共助」という共通理念のもと、高齢者の就業に関して、安全と適正さに配慮しつつ、一丸となって事業推進に取り組むことにより、地域社会に貢献し、その期待に応えています。「持続可能な社会の実現」を目指していくために-。今月号の特集は「江府町シルバー人材センター」について取り上げます。

◎出典
(1)人口推計-2022年(令和4年)9月報-
(2)「人口推計」(総務省統計局)
「日本の将来推計人口(平成29年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)

◎引用
高齢者の「居場所」と「出番」をつくり、「生涯現役社会」の実現に寄与する「シルバー人材センター事業の概要2022」

■江府町シルバー人材センター
・理事長 南波英幸さん
・副理事長 森田康博さん
・事務補助 影山一成さん
(江府町社会福祉協議会嘱託職員)

◯地域の支えとして
「江府町シルバー人材センターは、平成9年4月1日に設立されました。現在(令和4年10月13日時点)会員数は45名で、うち女性は9名所属しています。年間を通じて、『草刈り』の依頼が一番多いですが、そのほかにも『剪定(せんてい)』や『障子(しょうじ)貼り』、町からのプールの管理補助やパネルの設置・撤去などの依頼もあります。特に、近年増えたのが『集落の出役交代』で春の井手浚(さら)いから夏の草刈り作業まで発注があります」と話すのは、日々様々な依頼を受け、作業班長さんに連絡などの事務をする影山一成さん。

「会員の作業量の平準化を図っていますが、依頼数が多く、すべての依頼にお応えできないのが、とても辛いところです。今後も、『高齢化』はますます進んでいきますので、依頼は増えることはあっても減ることはないでしょう。会員数が増えれば、少しでもその解消につながると思いますので、やる気がある方ならどなたでも、ぜひお声かけいただければと思います。高齢の方が農地や家を守るためにお金を払って作業の依頼をされますので、できる限りご希望に添えるよう会員の皆さまにもご無理をお願いしています」と会員数の増加を切に影山さんは願っています。

シルバー人材センターの仕事には主に「派遣型」と「請負型」があります。「実際に依頼を受けた際、まずは私か班長が現地に出向き、作業が可能かどうか確認します。例えば急こう配で面積が広すぎる畔などの『草刈り』は大変申し訳ないですがお断りすることもあります。『草刈り』などで隣地との境界などは必ず確認します。他の人の土地を誤って刈ることがないようにするなど、トラブルにならないように気を付けながら行うようにしています。また、作業後、出来栄えにご納得いただけない場合は、追加作業も行うようにしています。作業単価は安価に設定していますが、『お金をいただいている以上は決して手を抜かない』ように心がけています。地域の支えとなれるように努めていきたいです」と影山さんの言葉からは優しさが伝わります。

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