文字サイズ
自治体の皆さまへ

ライフデザイン〜未来を描く〜 -2

2/17

群馬県

◆新しい未来を創る!若者のライフデザイン支援
今年6月、県と県立前橋東高等学校で開催したライフデザイン支援講座。1年生239人、大学生24人が参加し、共愛学園前橋国際大学の奥田教授の講義の他、大学生によるワークショップも実施しました。
▽「人生は楽しい」と伝えたい
県立前橋東高等学校 教諭 星野圭香さん
ライフデザインの授業や講座では、普段は控えめな生徒が結婚や子育てについて積極的に質問したり、話に聞き入ったり、いつも以上に生き生きした表情が見られます。
私は先行き不透明な今の時代だからこそ、一番身近な大人として「人生は楽しい」「楽しく先生をしているよ」と伝えたいと思っています。生徒たちに、明るい未来を描いてほしいですね。

◆縦でも横でもない!高校生×大学生=ナナメの関係
私たち、ライフデザイン始めました!
少し先を歩む先輩の言葉に刺激を受ける高校生、数年前の自分を振り返り新しい未来を創っていく大学生。若者が新たな一歩を踏み出しています。
▽家族の絆を大切にしたい!
県立前橋東高等学校1年 中島瑠香さん
家族や子どもを持つと、結婚や出産・子育てなどにお金がかかることが改めて分かりましたが、それ以上に「家族の絆はお金に代えられない」と思いました。自分の夢を大切にしつつ、将来は一緒にいたいと思える人と過ごして、家族にも責任を持ちたいなと思います。
▽将来は理科の先生になりたい!
県立前橋東高等学校1年 髙橋慶太さん
「高校生のうちにやっておけば良かった」という言葉が心に響き、自分に思いを託されたような気持ちになりました。将来は理科の先生になりたいと思っているので、しっかり勉強を頑張りたいです。家族ができたら、自分の子どもにも勉強を教えてあげたいと思っています。
▽これからの人生を楽しみたい
共愛学園前橋国際大学4年 壁谷帆南さん
自由な発想を聞けたことで、高校生の頃の自分と向き合うことができ、自分が望んでいた道が見えてきました。私は希望していた物流業界に就職が決まりました。「将来=仕事」と思っていましたが、ライフデザインを勉強してからは、より充実した将来を考えられるようになり、これからの人生が楽しみです。一人一人の希望がかなうよう、社会が後押ししてくれる明るい未来になれば良いなと思います。

◆若者は未来、一緒に育てていきませんか
▽共愛学園前橋国際大学 教授 奥田雄一郎さん
私の専門は⻘年⼼理学で、大学ではライフデザインを教える他、前橋のまちづくりのプロジェクトなどにも関わっています。学生にはリーダーなど責任ある立場で参加させ、地域の中で学びを生かせるようにしています。
少子化対策は経済的支援の他、若者への心理的な支援も必要です。今の若者は、親になることはもちろん、大人になることへの壁を自ら高くしてしまっています。社会的な影響により、自立を「全部一人でやること」と思っており、自らに高い条件を課している若者が多くいます。私は「大人になる」とは、他人と協力したり、相談したり、頼れるようになることだと話しています。こうした心理的な壁を低くしていくことが、少子化対策にもつながるのではないかと考えています。
また講座では、高校生と大学生の連携を取り入れています。自分と向き合うためには他者との関わりが必要で、少し先を歩む先輩が「高校生のうちに、自分に自信を持てるようにしておけば良かった」などと話すと、大人が伝えるよりリアリティーがあります。さらに、過去を振り返ることは新しい未来を創る上で必要なため、大学生にとっても良い機会になっています。
コロナ禍を経て、世代を問わず新しい生活様式や将来に対して、前向きに考える人・後ろ向きに考える人と顕著に二極化されたように感じています。特に後ろ向きに考えている若者には、ライフデザイン支援を通じて、さまざまな考え方を知ってもらい「幸せになっていいんだよ」と伝えたいですね。
今、これまでの東京一極集中から本県のような自然も多く、伸び伸び子育てができる環境が再評価されています。こうした恵まれた環境に加え、私たち大人が若者を心理的に支え、一緒に育てられる社会になることを願っています。時には失敗したり迷惑をかけたりするかもしれません。でも若者自体が未来であり、私たちの未来でもあります。明るい未来が描けるよう応援してあげてほしいですね。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU