くらし 今月のホットライン~HOTLINE~


「道の駅米山つるし雛展」が2月22日から3月3日まで、同施設内で開催されました。
つるし雛展は、米山町つるし飾り愛好会の会員10人が古い着物などを利用して制作した作品を展示し、ひな祭りの時期に合わせて毎年開催。米山町出身で第3代横綱の丸山権太左衛門、特産のイチゴやキャベツなどを題材にした作品約1000点が展示されました。栗原市から訪れた藤村まき子こさんと村井明子(あきこ)さんは「友人から聞いて初めて来ました。どの作品もすごくきれいで、中でもツバキのつるし雛が印象に残りました。また来年も楽しみにしています」と笑顔を見せました。


「平筒沼ふれあい公園桜植樹祭」は3月2日に開かれ、地元小学生を中心とした約100人が参加しました。
このイベントは、令和4年7月16日の豪雨災害で被害を受けた平筒沼ふれあい公園の桜の木々を復旧し、美しい景観を未来へつないでいくことを目的に開催。「宝くじ桜寄贈事業」を活用し、日本さくらの会から寄贈された80本の桜の若木を、参加者が一本一本丁寧に植えました。参加した千葉涼史(りょうじ)さん(11)(米山町的場)は「力を合わせて楽しく植えることができました。植えた場所を覚えておいて、きれいな花が咲いたら家族みんなで見に来たい」と感想を述べました。


「地域おこし協力隊活動報告会」は3月8日、迫公民館で開かれ、市民や関係者など約30人が参加しました。
地域おこし協力隊は、市外の人材を受け入れ、最長3年間の任期中、地域協力活動に従事し、本市への定住を図る制度。報告会では、現在活動中の隊員3人がそれぞれの活動成果や目標を紹介したほか、昨年8月に任期を終了した元隊員の志田敏典(としのり)さんも加わって、パネルディスカッションを実施しました。移住定住支援員の三神功いさおさんは「都市部などでのイベントを通じて人と人のつながりを構築しながら、空き家問題や人口減少など地域課題に取り組んでいきたい」と語りました。


市制施行20周年記念事業「2025春の登米市クリーンアップ湖沼群」は3月15日、長沼、長沼川、平筒沼の周辺で清掃活動が実施され、市内の企業、団体や地域住民など219人が参加しました。
清掃活動は、市制施行20周年を機に、本市の魅力である豊かな自然環境を再認識してもらおうと開催。長沼フートピアトヨテツの丘公園の清掃に参加した登米精巧に勤務する大場博文(ひろふみ)さんは「この公園は多くの観光客が訪れるので、きれいにしたいと思って参加しました。また来たいと思ってもらえるように、これからもこの環境を守っていきたいです」と話しました。


特別講演会「いきなりですが!農業が嫌いでした!」(登米市観光物産協会、みやぎ登米農業協同組合共催)が3月20日、JAみやぎ登米本店で開かれました。
講演会は、本市の姉妹都市である富山県入善町で農業を営んでいるStay goldてらだファーム代表取締役の寺田晴はる美み氏を講師に招いて開催。「地域産業を元気に!それが私の元気になる!」と題して講演しました。農業を営む冨栄奈美(なみ)さん(米山町朝来)は「女性で元気に農業に取り組んでいるのがすごいと感じました。私も、独自の方法を模索しながら新しいことに挑戦してレベルアップしていきたいです」と話しました。


「錦小ありがとうの会・錦織の花火」(錦織地域振興会主催)が3月22日、錦織公民館で開催されました。
イベントは、学校再編に伴い今年度で閉校となった錦織小学校への感謝と錦織地域振興会設立20周年を記念して実施。地域に伝わる西郡(にしこおり)太鼓や踊り、餅まきなどが催され、多くの住民が来場しました。夜には、地域の思いや感謝のメッセージが込められた約3500発の花火が打ち上げられ、夜空を彩りました。主催者の猪股勇亀(ゆうき)会長は「錦織小の歴史が幕を閉じ寂しい思いだが、地域全体で新しい環境でスタートする子どもたちの背中を押してあげたい」と語りました。