くらし 【「もしも…」を考える防災コラム】キャンプで鍛える「防災力」

これから夏に向けて、キャンプのシーズンが到来します。新緑の木々や美しい星空を楽しみながら、たき火で調理した料理を味わう、そんなキャンプの体験が、実は災害時に役立つことをご存じでしょうか。
自然の中でのキャンプは、災害が起きてライフラインが使えない状況で生活するときの訓練になります。自分で衣食住を確保し快適に過ごすためには、例えばガスが無い状況でどう調理するか、スマートフォンのバッテリーを長持ちさせるにはどうすれば良いかなど、普段の生活の中では考えないような問題へ対応しなければいけません。テントを組み立てたり、発電機を使ったり、火をおこしたりなど、キャンプならではのアクティビティーも、災害時に役立つ体験になるでしょう。
防災訓練と聞くと身構えてしまいますが、キャンプなら楽しみながら学ぶことができます。この夏はキャンプを通じて、防災への意識を高め、自身の「防災力」を鍛えてみてください。

問合せ:危機管理課
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