- 発行日 :
- 自治体名 : 徳島県吉野川市
- 広報紙名 : 広報よしのがわ 2025年7月号 Vol.250
■吉野川市就学前教育研究会の活動について
本会は市内の認定こども園7園、保育所1園の計8園の保育士や調理員など200名余りで構成されています。
各園には0歳児から5歳児までの乳幼児が生活しており、食事や睡眠、排せつ、衣服の着脱などの基本的生活習慣を身に付けながら、身辺自立の確立と、さまざまな遊びや体験を通して、できる喜びや、他者を思いやる気持ちなどを学びながら1年間を過ごしています。
本会の会員は乳幼児の日々の生活がより良くなるために、各地で行われる研修会や研究会に積極的に参加し、また、各園内で行われる研修会や個別の会議を通して、昨今、よく言われる「不適切保育」にならないように、日々、自己研鑽に努めています。
乳幼児期は自分らしく輝きながら友だちと一緒に園生活を楽しむことを目指して、自分に自信を持ち、相手の思いを感じ取り、他者との良い関係をつくる力が求められています。
そのため、保護者や保育者などの身近にいる人が自分を大切にしてくれている、自分を温かく包み込んでいてくれる、自分を愛してくれていると感じ、自分をかけがえのない存在として、欠点も含めて自分を好きだと思う気持ち(自尊感情)を育んでいかなければなりません。また、「うれしい」「楽しい」「できた」などの感動体験は、自己肯定感を高めることにもつながります。
吉野川市就学前教育研究会の会員は自分自身の人権感覚を磨き高めるとともに、保護者や地域と連携を密にして、子どものありのままを受け入れ、一人一人がクラスの中で自分らしさを発揮できるように、情緒の安定を図りながら保育していきたいと思いますので、今年度もよろしくお願いします。
問い合わせ:人権課
【電話】22-2229【FAX】22-2247