- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県玉東町
- 広報紙名 : 広報ぎょくとう 令和7年11月号
9月30日に、玉東町役場において玉名人権擁護委員会男女共同参画部会の皆さんと玉東町男女共同参画社会推進委員をはじめとする諸団体の代表が、新法「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律(令和6年4月1日施行)について」というテーマで情報交換会を行いました。この法律は、昭和31年に制定された「売春防止法」がもととなっており、女性の福祉や自立支援などの視点が十分でなかったことから、近年の社会情勢を踏まえて制定されました。
近年、女性をめぐる課題は生活困窮、性暴力・性犯罪被害など複雑化、多様化しており、若い女性の自殺率が上昇傾向にあります。こうした困難を抱えるものの、自覚できずに周囲に助けることを求められない人が多いようです。
情報交換会では次のような意見が交わされました。
・家庭がすべての元になるところ。家庭を見直す必要がある。親にも問題があるが、親もそうした環境だったと考えられる。
・家庭に居場所がないのか問題。
・最近では道徳意識の低下がみられる。
・人と人とのつながりがなくなっているのも課題。
・思いやることが男女共同参画の第一歩。
