くらし 図書館へ行こう!6月号

6月4日から10日までは「歯と口の健康週間」です。昭和3年に始まった「虫歯予防デー」、昭和33年から実施されていた「歯の衛生週間」が、平成25年に改称されて現在の名称となりました。この機会に図書館の本を読みながら、自分の歯や口の健康について考えてみませんか?

■今月の読み聞かせ
▽おはなしひろば
毎週火曜日10:30~11:00

▽おはなしルーム
竹田幼稚園…6月5日(木)14:00~14:30
南部幼稚園…6月12日(木)14:00~14:30

▽たけのこ文庫のおはなし会
6月14日(土)15:00~15:30

■新刊のご案内
▽一般書
・美土里倶楽部〔中央公論新社〕村田喜代子
・その本はまだルリユールされていない〔平凡社〕坂本葵
・春立つ風〔光文社〕あさのあつこ
・受け手のいない祈り〔新潮社〕朝比奈秋
・天狼〔角川春樹事務所〕今野敏
・じつは身近なホタルのはなし〔緑書房〕遊磨正秀
・人生後半にこそ読みたい秀歌〔朝日新聞出版〕永田和宏
・トットのピクチャー・ブック〔実業之日本社〕黒柳徹子 文/武井武雄 絵
・58歳、旅の湯かげんいいかげん〔扶桑社〕ひうらさとる
・この世は人生学校-幸せになりたいすべての人へ-〔家の光協会〕美輪明宏

▽児童書
・モンスターファミリー〔PHP研究所〕有田奈央 作/クレーン謙 絵
・煙のように消えるねこ〔徳間書店〕リンダ・ニューベリー 作/丹地陽子 絵
・思いがけず、朝子ちゃん〔童心社〕高村有 作/せきやよい 絵
・戦火のあとで〔汐文社〕宮川健郎 編
・めくって学べるむかしのくらし図鑑〔Gakken〕大石学・小嶋圭 監修
・怪奇・心霊現象超事典〔ポプラ社〕こざきゆう 文/並木伸一郎 監修
・数の「発見」の物語〔岩波書店〕宮﨑弘安
・あいことばはあらしのよるに〔講談社〕きむらゆういち 作/あべ弘士 絵
・ひこうきがしゅっぱつします〔文研出版〕岡田光司 写真/岡田康子 文
・おばけがふわふわ〔小学館〕藤本ともひこ

ほか260冊ほど入りました。

■司書おすすめの一冊
▽一般書
「織部の妻」諸田玲子/KADOKAWA
戦国武将・中川清秀の妹、仙。戦乱の中で家族と離れ離れになりながらも、キリスト教の教えを心の支えに生き、政略結婚を経て古田織部の妻となる。2人が命と引き換えにしても守りたかったものとは―。これまで語られることの少なかった仙の視点から、古田織部という人物の新たな一面を描いた本作。戦国の世を生きた女性の強さと優しさ、そして夫婦の絆が丁寧に描かれた歴史小説です。

▽児童書
「ワンドラゴラといっしょ(なのだのノダちゃん7)」如月かずさ 作はたこうしろう 絵/小峰書店
小学生のサキちゃんと不思議な女の子ノダちゃんが、ダンボールにあったなぞの球根を育ててみると犬のような魔法の生きもの「ワンドラゴラ」に成長!でもどうやって育てたらいいのでしょうか。2人はいっしょにお世話して、ワンドラゴラを元気にそだてようとしますが…。イラストがいっぱいで楽しいお話が3つも読むことができます。

▽郷土の本
・「佐藤義美生誕120年記念誌」佐藤義美記念館・竹田よしみ会 編
今年は佐藤義美先生が生誕され120年となりました。本書は佐藤義美先生の生涯や、竹田市で行った120年記念事業の様子、竹田童謡作詩コンクールで佐藤義美賞に輝いた歴代の受賞作品などをまとめた記念誌として発刊されました。現在まで竹田市と佐藤義美先生を繋げてきた関係者の愛と思い出が詰まった一冊です。
・「満州の君が代-情愛に生かされて-」阿南君代
満州で生まれ育った著者が、幼い頃の記憶を辿るように綴った戦争体験の記録です。敗戦後の混乱のなかで体験した恐怖や悲しみ、そして厳しい引き上げの道のり―。一方で、幼い頃の何気ない日常や、家族と過ごした懐かしい時間にも光が当てられ、戦争という暗い時代の中にも、確かにあった“あたたかさ”を感じさせてくれます。戦争を知らない世代にこそ手に取って欲しい、心に残る一冊です。

■開館のご案内
▽竹田市立図書館
【電話・FAX】63‒1048
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:月曜日・第4金曜日

▽荻駅交流館図書室
【電話・FAX】68‒2200
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:土・日・祝日等

▽久住図書室
【電話】76‒0717【FAX】76‒0724

▽直入図書室
【電話】75‒2211【FAX】75‒2217
開館時間:午前8時30分~午後5時
休館日:土・日・祝日等