- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県竹田市
- 広報紙名 : 広報たけた 2025年9月 NO.246
■歴史文化館アドバイザーを任命
この度、竹田市歴史文化館・由学館が開館5周年を迎えるに当たり、美術を専門としたスキルを持つ菅章(すがあきら)さんをアドバイザーとして任命しました。菅さんは、昨年3月までおよそ14年間大分市美術館館長を務め、また、近現代の美術を専門として多くの展覧会に関わるなど実績と経験がある方です。
7月24日に任命式が行われ、菅さんは「私自身がこれまで学んできたもので、少しでもお手伝いできれば」と抱負を語りました。今後、菅さんから歴史文化館の展示・資料についてのアドバイスや、学芸員等への指導などをいただきながら、歴史文化館の魅力を高めていきます。
■今年も新鮮なトマトをお届け
8月18日、大分県農業協同組合豊肥営農経済センター園芸課荻野菜集出荷場で、「第46回トマト愛の定期便」出発式が行われました。
式では、トマト生産部会の菊池一朗(きくちいちろう)会長より土居市長にトマトが引き渡されました。
その後、民生児童委員の方々や、社会福祉協議会職員・荻支所職員らがトマト(168キログラム・21箱)を車に積み込み、市内7か所の施設に向けて出発。今年も、高齢者の皆さんの元に、荻町の新鮮なトマトが届けられました。
■「竹田のかんがい用水群」が世界かんがい施設遺産に認定決定!
7月23日、「竹田のかんがい用水群」が、国際かんがい排水委員会より世界かんがい施設遺産として認定されることが決定しました。本市では、昨年7月に世界かんがい施設遺産登録推進事業実行委員会が設立され、認定に向けて手続きを進めていました。
7月25日には、竹田市役所で認定発表会が開催され、県や市、土地改良区の関係者など約50人が出席。実行委員会会長である土居市長が「先人の皆さんの苦労や苦しみをしっかりと受け止めながら深く感謝しています。誇りを持って次世代に引き継いでいきたい」とあいさつを述べました。今後、11月26日に改めて記念式典を行う予定となっています。
■露地カボスの出荷が始まりました!
今年も露地カボスの出荷が始まり、8月18日、大分県農業協同組合豊肥営農経済センターカボス選果場で、「露地カボス選果始動式」が行われました。
式には、市内の生産者や関係者など約40人が出席し、作業中の安全や豊作などを祈願。竹田市かぼす生産出荷組合の飛賀洋一(とびかよういち)組合長は「立派なカボスが生産されています。オペレーターの皆さんは、残暑が厳しい中ですが体調に留意し選果作業に励んでいただきたい」とあいさつを述べました。最後に、選果機の始動ボタンが押され、今年度の露地カボスの選果が始まりました。