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自治体の皆さまへ

「持続可能性の高い経営」を行う企業を表彰

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三重県

■令和5年度 三重のサステナブル経営アワード
「三重のサステナブル経営」とは、環境や社会の持続可能性に配慮しながら、長期的に良好な経済活動を行う経営のことをいいます。県では、下記の4つの取り組みをすべて実践し、他の県内企業のモデルとなるような、「自社の付加価値の向上」と「経営基盤の改善」を推進する“持続可能性”の高い企業を表彰しています。

◆4つの取り組み内容
▽環境への配慮・脱炭素への取り組み
例えば
・ペーパーレスの推進
・フードロスの削減

▽次世代育成の推進への取り組み
例えば
・教材や図書の寄付
・社会見学の受け入れ

▽地域社会への貢献への取り組み
例えば
・ボランティア活動への積極参加
・地域資源や地場産品の活用

▽従業員満足度の向上への取り組み
例えば
・福利厚生制度の充実
・研修の充実

◆令和5年度受賞企業
第2回となる今年度は、5社の受賞が決定しました!
・志摩市 伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社
業種:ホテル・旅館業
従業員数:422人
社内でSDGsアイデアコンテストを実施し、そこから生まれたさまざまなSDGs活動に取り組んでいます。また、見た目の悪いチーズケーキをパンに再利用するフードロス削減の取り組みや、伊勢海老の殻をコンポスト(堆肥)化してワイナリーで活用する取り組みなどを行っています。

・四日市市 株式会社久志本組
業種:建設業
従業員数:63人
太陽光発電の活用によって環境負荷を低減した本社はNearly(ニアリー)ZEB(ゼブ)※1を達成しています。また、若手・ミドルそれぞれの世代のコミュニティを作るなど、社員同士の交流を促進する取り組みを積極的に推進し、働きやすい環境づくりに努めています。

・桑名市 光精工株式会社
業種:自動車部品製造業
従業員数:500人
社内研修制度を充実させるなど、「人財育成」に注力。社内研修は、社員が講師を務めることで、コーチング力の向上につなげています。また、自社開発したスマートメーターを用いて電力の見える化などを行い、CO2排出量の削減につなげています。

・志摩市 株式会社山下組
業種:建設業
従業員数:55人
完全週休二日制の導入や、全従業員の月給化など、建設業では珍しい勤務形態を実現。コンプライアンスの順守に特に注力し、誰もが安心して働ける職場を実現しています。また、事務所を災害時避難施設として使用できるよう備蓄品などを常備し、防災での地域貢献にも取り組んでいます。

・鈴鹿市 和光紙器株式会社
業種:包装資材製造業
従業員数:76人
主力商品を製造する鈴鹿事業所において、循環資源を活用するサーキュラーエコノミー※2に取り組み、製造工程で出る端材などを再利用して廃棄物を生まない仕組みを構築。また、従業員の提案を取り入れながらさまざまな地域貢献活動に取り組み、一人ひとりが生き生きと働く職場を実現しています。

※1.NearlyZEB…「Nearly(ほぼ)」とついているとおり、完全な「ZEB」へあと一歩の建物のこと。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支を、省エネと創エネでゼロにすることをめざした建物のこと。
※2.サーキュラーエコノミー…製造の段階から資源の回収や再利用を前提とし、消費された製品も再資源化するという概念のこと。

▽受賞のメリット
受賞企業の取り組みを広くPRします。
・県ホームページ、SNSなどのほか、イベントなどでの情報発信
・受賞企業紹介パンフレットの作成
・県融資制度の融資対象(中小企業サステナブル経営推進資金)
・県内高等教育機関などでのPR機会の提供など

令和6年度の募集は5月ごろに開始予定です。
受賞企業の紹介など、詳しくは「三重のサステナブル経営」で検索

問合せ:雇用経済部 中小企業・サービス産業振興課
【電話】059-224-2393【FAX】059-224-2078【E-mail】chusho@pref.mie.lg.jp

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