まちで起こった出来事や気になるあの人を紹介します
■手作業で田植え
《石榑小学校の体験授業》
5月17日(金)、石榑小学校の5年生とその保護者たちが田植えを体験しました。児童たちは、石榑の里コミュニティの伊藤悟さんたちに苗の植え方などを教わった後、水の張られた田んぼに入りました。はだしでじかに感じる水の冷たさや泥の感触に、最初は声を上げる児童たちでしたが、作業が進むにつれ、服に泥がつくのもお構いなしに田植えに没頭していました。児童たちは、昔ながらの農作業に触れ、「田んぼにたくさんの生き物がいることが知れた」「手作業での田植えの大変さがわかった」などと感想を話していました。
■愛犬とおでかけ
《ドッグイベントがにぎわいの森に》
4月28日(日)、にぎわいの森でドッグイベント「デカケルわんこびより」が開催されました。「ペット防災」をイベントのテーマとして、ペットと一緒に車中泊避難ができる車の展示や、災害時に役立つマイクロチップの読み取り体験などが行われました。ペットアイテムや飲食、雑貨など50店舗以上が出店し、来場者は買い物をしたり、にぎわいの森を散歩したりと愛犬と一緒に楽しんでいました。
■消防庁長官表彰受章
《長年の消防団での活躍が評価》
令和5年度消防功労者消防庁長官表彰が公表され、いなべ市消防団副団長の奥岡敦史さんが永年勤続功労章を受章しました。奥岡さんは29歳で員弁町消防団に入団後、30年にわたり地域の安全のために活動してきました。「昔に比べて火災の被害が減り、安心できるまちづくりに少しは寄与できたと感じています。消防団でさまざまな人と関わり、豊かな人間関係をつくれたことが財産です」と話してくれました。
■ヒマワリの種まき
《きれいに咲くのが待ち遠しい!》
5月9日(木)、笠間小学校の3年生26人が、未来いなべ科の授業でヒマワリの種をまきました。これは、地域の景観づくりのため、「門前ふるさとを守る会」の協力のもと、校舎近くの田んぼで行われたものです。会長の日置博さんは、「きれいなヒマワリが咲くようにと願ってまいてください」と児童に指導していました。児童たちは、「大きくなってくれるといいな」「通学路やで毎日見るのが楽しみ」と言いながら、貴重な体験を楽しんでいました。
■新ホームページ公開
《「いなべ、暮らしを旅する。」》
4月に「いなべ、暮らしを旅する。」のホームページを公開しました。海外からのインバウンド需要の取り込みを見据え、英語・フランス語に対応した観光情報のほか、市民に向け、知っているようで知らない市の魅力を発信していきます。現在はマル信緑香園やいなべ阿下喜ベースなどの記事を公開しており、今後は季節に合わせた情報や体験、ツアーなどを掲載していく予定です。
■春の褒章を受章
《プリント配線板を設計し、業界発展に貢献》
令和6年春の褒章が発表され、いなべ市出身の伊藤稔さんが受章されました。1989年に電子機器の回路やプリント配線板の設計を手がける「アクセス」を創業し、パソコン、プリンター、携帯電話などの普及に貢献しました。「我々が設計しているものは、みなさんの身近な電化製品に入っています。今回の受章をきっかけに、この仕事に興味を持ってくれる人が増えればうれしいです」と話していました。
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