市の公益増進や市政の振興発展に貢献された方々にお贈りする市政功労賞と、奉仕活動や善行のあった方々にお贈りする善行賞の受賞者が決まりました。市制施行19周年を記念し、11月1日に表彰状を贈呈します。
【市政功労賞】
・山菅 善文さん(島ヶ原)
平成20年から伊賀市選挙管理委員会委員として在職され、そのうち6年2カ月は委員長を務められました。
この間、委員会における議案審議や委員長としての委員会運営に加え、選挙執行時には選挙長や開票管理者の重責を担い、伊賀市における適正な選挙の執行に尽力されました。
また、選挙啓発にも積極的に取り組まれ、その職務を通じて地方自治の発展に貢献されました。
・前田 洋さん(羽根)
白鳳梨生産組合では組合長として、白鳳梨の産地化や後継者の育成に尽力されました。さらに、青空市推進協議会では会長として、販路拡大に積極的に取り組まれ、伊賀地域の農業振興に貢献されました。
なお、現在も環境保全型農業の取り組みとして、有機農業技術の研究や普及、農産物の販売促進、新規就農者の育成支援にも尽力され、安心安全な食の提供や後継者の育成に取り組まれています。
・松嵜 敏之さん(千歳)
伊賀市スポーツ協会(前伊賀市体育協会)会長として、14年にわたり市内の団体をまとめ、競技力向上と地域スポーツの普及に貢献されました。
伊賀上野シティマラソンや伊賀市民スポーツフェスティバルでは実行委員長として大会の企画立案や運営に尽力し、市民の体力向上や交流推進などに取り組まれました。
また、伊賀市スポーツ推進審議会会長として、スポーツ推進計画などの策定に貢献されました。
・宮田 久一さん(円徳院)
昭和56年に旧阿山町体育指導委員(現伊賀市スポーツ推進委員)に就任以来、42年の永きにわたり地域スポーツの振興に取り組まれました。
三重県スポーツ推進委員協議会では、18年もの間県内におけるスポーツの普及や発展に貢献されました。
また、伊賀地区駅伝競走大会では実行委員長として、市民の体力づくりを推進し、選手が安全に競技に参加できるよう大会運営などに尽力されました。
・若山 昂央さん(老川)
保護司として青少年の非行防止や非行少年の立ち直り支援活動に永きにわたり従事されたほか、自然体験学習などの青少年健全育成活動や登下校時の見守り、夏祭りなどでの街頭啓発活動など、非行防止啓発活動にも尽力されました。
現在は、伊賀市青少年育成市民会議副会長として、伊賀市の青少年健全育成活動に係る研修会・講演会の開催や、非行被害防止活動など、積極的に取り組みをされています
【善行賞】
・藤森 とも子さん(諸木)
普段から地域住民が元気に暮らし続けられるよう、長年の看護師としての経験を生かし、11年間ボランティアで諸木区の高齢者などへの健康チェックと健康指導をされています。
現在は、成人病予防にもつながるようにあらゆる年代を対象に、毎月相談会を実施しています。この活動を通じて、地域住民の健康への意識は高く保たれ、安心して暮らせていると住民から期待されています。
◇劇団〝いが悪徳バスターズ〞
「騙(だま)されない伊賀市」をめざし、悪徳商法を見抜ける市民を増やし、被害を減らすための活動を自主的に続けられています。
地域のいきいきサロンや住民自治協議会の行事、学校での啓発活動など、公演回数は180回を超え、寸劇を通じて広く市民に悪徳商法などの現状を伝えています。また、毎月定例会や練習会を開催し、身近で起こった消費者トラブルなど、流行りの手口にも対応した寸劇の制作にも取り組まれています。
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