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なばり市議会だより令和6年2月No.112(3)

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三重県名張市

■公明党 富田真由美議員
動画1:04:01
Q 歯科検診の受診について
歯科検診は、生涯にわたって健康な歯を維持するために定期的な受診が望ましいが、受診率は低い。歯科検診の案内ハガキに、指定医療機関の情報や検診の必要性などが読み取れるQRコードを掲載できないか。就労世代にも積極的に受診してもらえる手法が必要である。
A 受診率向上に取り組む
本市では、健康増進法に基づく40歳、50歳、60歳、70歳に加え、55歳と65歳の方にも検診を実施しており、全体の受診率は15・1%である。提案いただいた内容も踏まえ、受診率向上に取り組む。

■清風クラブ 小林勝議員
動画3:03:58
Q 賑わい創出事業について
名張かわまちづくり推進事業地周辺における賑わい創出事業について、具体的にどのような計画やビジョンを持っているのか。
A 地域振興拠点として検討中
現在、名張かわまちづくり一体型浸水対策事業地周辺における名張川、宇陀川の背後地を地域振興拠点エリアと位置付け、駐車場とトイレ、情報発信施設などの整備を検討している。またそれに併せて、ベンチや桜並木など、賑わいを創出するための整備を検討し、市内外を問わず、多くの来訪者が集うエリアを目指す。

■清風クラブ 坂本直司議員
動画4:04:07
Q 壬申の乱謎めぐりツアー
本市には歴史的資源が数多くあるにもかかわらず、観光商品として磨かれていない。さらに都市振興税廃止後の税収減を補う手段が乏しいことから「壬申の乱謎めぐりツアー」という歴史探訪ツアーの商品開発を提案する。
A ぜひ商品化を図りたい
この提案は、観光消費を地域経済に直接つなげるものと考えられるため、ぜひ商品化を図り旅行会社などへセールスを行いたい。まずは名張市エコツーリズム推進協議会や観光事業者と連携し、壬申の乱や夏見廃寺跡を観光資源としたエコツアーの企画から進めたい。

■喜働 足立淑絵議員
動画5:04:03
Q 看護学生の確保
今後、ますます地域医療・地域介護の人材が不足する中で看護師の確保は必須である。昨今は看護大学を希望する人が増加し、看護専門学校の入学者が減少している。他市では奨学金制度が充実していると聞いているが、看護専門学校を持つ本市は、どのように看護師不足を解消するかを問う。
A 奨学金を月5万円に引上げ
看護師等修学資金貸与制度を4月に改正する。現在、月額2万円の貸付額を月額5万円に引き上げるほか、看護専門学校の運営についてもより良いあり方を検討していく。

■日本共産党 藤川美広議員
動画0:10:38
Q 中学校給食は直営で実施を
令和5年10月までに事業停止や倒産した民間給食事業者は全国で17社となり、各地で給食が停止する事態となっている。PFI※2での実施を望む大人の都合に子どもを巻き込んではならない。子どもの権利・教育を守る市の責任をしっかり果たせるよう直営での実施を求める。
A PFIでの実施を検討
中学校給食は何よりも持続可能なものでなければならない。このことに鑑み、財政的な観点からもPFIという手法を検討している。子どもたちにより良い給食を提供できるよう懸念を払拭できる形にしていく。

■自由クラブ 山下登議員
動画1:10:03
Q 図書館の施設整備と充実を
図書館は子どもから高齢者まですべての年齢層が自由に読書に親しめる場として重要である。しかし利用者数が激減しており、施設整備や書籍の充実が必要と考える。
A 読書環境の充実を図る
コロナを理由に閉鎖しているグループ学習室を本来の用途で利用ができるよう整備し、トイレの洋式化の財源確保にも取り組む。また、障がいのある方も読書に親しめるよう環境整備を進める。さらに多文化共生センターとの連携による外国語書籍の充実に努めるとともに寄贈本の配架方法についても改善していく。

※1 ペットボタル…ペットボトルにLEDライトを組み込んだもので、夜になると自動的に点灯する。
※2 PFI…公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力および技術的能力を活用して行う手法

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