■いざという時の備え。備蓄品の確認を!
災害備蓄品など(市HP)
◇水 3日分(9ℓ)の水が必要
今回の能登半島地震でも断水が発生。水が使えない状況が続いています。十分な量の飲料水があると、水かお湯を注いでご飯が炊ける「アルファ米」や即席麺など、非常食作りにも役立ちます。
◇食料品 1週間分を目安に!
普段食べている食材を備えることで、自分に合った備蓄食を無理なく、無駄なく備蓄しましょう。
◇モバイルバッテリー
停電していても情報収集や安否確認に必要なスマホを充電することができます。スマホの充電コードも忘れずに!
乾電池も重要なアイテム!
サイズや数量をそろえておこう
◇簡易トイレ
断水するとトイレが使えません。極力トイレに行かずに済むよう、水分補給を控えた結果、体調不良になるケースも。
◇スマートフォン・ラジオ
・市ホームページ
・市公式SNS(LINE、Xなど)防災に関する各種情報提供を行います。
・防災ほっとメール(※要登録)
市災害対策本部の設置、避難情報、避難所開設情報などの緊急情報をメールでお知らせします。
・ads.FM(83.5MHz)
登録方法が分からない場合は問合先へ!
◇スーツケース
中身が空のままスーツケースを置いておくより、防災用品を入れておけば、「いざ」というときにそのまま持ち出せる!
◇ハザードマップ
「災害の恐れがある区域」や「避難場所」なども掲載しています。危機管理室で配布しているほか、市HPからもご覧いただけます。
◇家庭状況に合わせた備蓄
持病の薬や介護用品、ベビー用品など、家庭の状況によって必要なものも忘れずに準備を。
妊婦がいる
□脱脂綿
□ガーゼ
□生理用品
□さらし
□母子手帳など
乳幼児がいる
□粉ミルク、離乳食
□哺乳瓶
□おむつ
□おもちゃ・お菓子
□母子手帳など
要介護者がいる
□介護用品
□補聴器
□大人用紙おむつ
□常備薬
□障害者手帳など
◇この記事を読んだらすぐ実践!
わが家の防災会議
□紹介した備蓄品以外に何が必要?
□避難場所や避難経路はどうする?
□家族間の安否確認の方法は?
□家の中に危険個所はない?きちんと対策はできている?
■災害は決して他人事ではありません!
防災担当監 伊藤博一
1月1日に発生した能登半島地震では、電気や水道などのライフラインや道路が寸断され、多くの被災者が生活物資の不足に苦しんでいます。災害が起きたときに生活に必要な備蓄品を自分で準備しておくことはとても大切です。紹介した備蓄品はほんの一例。自分の家に必要な備蓄品はどんなものかを考えながら災害に備えてください。
いつ起こるかわからない災害は、決して他人事ではありません。備蓄品以外にも、避難経路や安否確認の方法など日頃から家族で話し合っておくことも重要です。
■被災地への市の救援活動1月25日現在
◇DMAT(災害派遣医療チーム)を派遣
医師や看護師など4人からなるDMATが1月4日から3日間、23日から3日間、石川県の市立輪島病院などで夜間の救急対応や患者搬送などを行いました。
◇緊急消防援助隊を派遣
1月10日以降、消防職員を石川県輪島市へ派遣し、余震が続く中、行方不明者の救助活動などを行っています。
◇避難所運営職員・応急危険度判定士を派遣
1月14日以降、主に避難所支援を行う職員を輪島市へ派遣しています。17日には、被災した建物の危険度を判定する技術職員1人を穴水町へ派遣しました。
◇給水車(4t)1台、職員3人を派遣
1月19日に石川県七尾市へ。25日まで給水活動を行いました。
◇市営住宅の提供
市営住宅3戸を被災者を対象に無償提供しています。
■あなたもできる救援活動!ご協力ください
令和6年能登半島地震災害義援金
日本赤十字社が受け付けている義援金について、市役所1階ロビーなどに募金箱を設置しています。ご協力いただいた義援金は、市社会福祉協議会を通じて日本赤十字社へ送られ、被災者の生活支援に使われます。
問合せ:市社会福祉協議会
【電話】63-1111
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