もっと知りたい糖尿病

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■糖尿病とは?
インスリンというホルモンがうまく作用しないことで血液中のブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。

■糖尿病を放置するとこんな症状が発生するかも!
・糖尿病性神経障害…足先の壊疽(えそ)
・糖尿病網膜症…失明
・糖尿病性腎症…人工透析

怖いのは、これらが徐々にではなく突然発症することです!

■どんなことに気をつければ良い?
・塩分を控える
・野菜中心の食事
・適度な運動

■糖尿病が進行してしまう前に
四日市医師会
糖尿病対策委員会担当理事
医師　吉田康史(やすふみ)さん

糖尿病と聞いて、どのような病気を思い浮かべますか。血糖値が高い病気・おしっこに糖が下りる病気・色々な合併症のある病気など、さまざまなものを挙げられると思います。しかし、その実態は全身の血管に障害をもたらす病気です。血管が障害を受けても、血液が流れているうちは症状は出ないので、症状に気付くことなく進行していきます。そして、血液が流れないほどに進行した時、初めて症状に気が付きますが、その頃にはもう取り返しのつかない状態になっています。
症状のない時点で糖尿病にかかっていることに気付くには、毎年健診を受けることが大切です。そして異常を指摘された際は必ず医療機関を受診することです。早期に発見できれば早期に治療を開始できるため、症状の進行が抑えられ、長い間普通の生活を送ることができます。

■大切なことは、早期発見・早期治療!!
40歳以上の国民健康保険(後期高齢者医療保険含む)加入者の中で、糖尿病の可能性がある人に受診勧奨の案内、または保健指導の利用案内を送っています!

本市国民健康保険では、地域の医療機関と連携して、糖尿病性腎症の重症化を予防する取り組みを行っています。
対象者には7月上旬に案内通知を送りましたので、通知一式を持って医療機関にご相談ください。
対象者：過去の市国民健康保険特定健康診査や医療機関を受診した結果、糖尿病の可能性が高い人
通知内容：医療機関受診の案内または保健指導の利用案内

この記事についてのお問い合わせ・ご意見は：保険年金課
【電話】354-8158【FAX】359-0288